妻と警察官が乗る捜査車両に車で突っ込み炎上 車内にはガスボンベ80本 全身やけどで死亡した男を殺人未遂の容疑で書類送検 福岡

容疑者死亡のまま書類送検

去年5月、福岡県の筑後警察署で車が捜査車両に追突し炎上した事件です。警察は、車を運転しその後死亡した男を殺人未遂などの疑いで書類送検しました。

筑後警察署の敷地内で発生

この事件は去年5月、筑後警察署で乗用車が捜査車両に3回追突したあと、運転していた男が自分の車に火をつけ、車が全焼したものです。

みずから車に火をつけたという

男は筑後市内に住む当時25歳の会社員で、全身にやけどを負い、その後死亡しました。

その後の捜査で、男が追突した捜査車両に乗っていた妻と警察官2人を殺害しようとした疑いが強まったとして、警察は10日、男を殺人未遂などの疑いで容疑者死亡のまま書類送検しました。

車内にはガスボンベ80本と液体燃料

車には、ガスボンベおよそ80本のほか液体燃料などが大量に積まれていて、男は事件当時、「妻が乗った車に車をぶつけた。車内でガソリンをかぶって全身が燃えた」などと話していたということです。

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