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【北九州市議選】党幹部が続々応援に 夏の参院選へ「つばぜり合い」立候補者は過去最多 26日に投開票

FBS福岡放送ニュース / 2025年1月24日 18時10分

FBS福岡放送

北九州市を舞台に、夏の参院選に向けた「つばぜり合い」が繰り広げられています。去年の衆院選以降、初の政令市での選挙となる北九州市議会議員選挙は、26日に投開票が行われます。各党から党首などが続々と応援に入っています。

北九州市議会議員選挙には、過去最多となる96人が立候補し、57の議席を激しく争っています。

与党の議席が過半数を割った去年10月の衆院選以降、政令市では初の選挙です。

23日、北九州市に入ったのは自民党の小渕 組織運動本部長です。

■自民・小渕優子 組織運動本部長

「確かに今、少数与党という立場にはなりました。なりましたけれども、政権与党、責任政党としてしっかりと自民党を立て直し、そして北九州市から新たなスタートを切らせていただきたい。」

自民党は今回18人を公認していますが、裏金問題の逆風が続く中、改選前の15議席を守れるのか不透明な状況です。

■小渕 組織運動本部長

「国と県と市が力を合わせることで、より一層この北九州市を大きく発展もさせていきたいと思っています。」

自民党と連立を組み、衆院選で大きく議席を減らした公明党は、斉藤代表みずから立て直しを図ります。

■公明・斉藤鉄夫 代表

「北九州市議選で勝って再出発するしかない。」

25日も北九州に入る予定で、公認した13人全員を当選させ、改選前と同じ13議席の死守を目指します。

■斉藤代表

「反転攻勢ののろしをあげる選挙と位置付けておりまして、北九州市議選に勝利して、都議選そして参議院選挙につなげていきたい。」

この夏の参議院議員選挙の“前哨戦”と位置づける動きは、野党にもみられます。

立憲民主党の野田代表は告示前の10日、北九州市にやってきました。議席を増やした衆院選の勢いを加速させたい考えです。

■立憲・野田佳彦代表

「去年の衆議院選挙で、3段跳びでいうとホップステップのホップは一定の前進ができました。次の参議院選挙がステップなんです。そのうねりとなる動きを、この北九州からぜひ作っていきたい。」

2日間かけて8か所もの演説会場を回り、改選前の7議席に対し、公認した9人の当選を目指します。

■野田代表

「九州で2番目に大きな都市ですので、その結果はとても大きな影響が九州全体にもあるだろうと。あるいは日本にも影響があるのではないか。」

■共産・田村智子委員長

「日本共産党、いま8人の議員団を9人へと躍進させてほしい。」

共産党は、衆院選で議席を減らしました。自民党政治に批判的な有権者の受け皿となることを目指します。

■田村委員長

「北九州で言えば、他の政党はオール与党体制と言える状況ですので、そのことも市民の皆さんに訴えて政治を変えようと。これはもう、そのまま参議院選挙の訴えにもつながるものだと思います。」

このほか、現職3人の日本維新の会が8人、現職1人の国民民主党が2人、そして参政党が新人1人を公認し、いずれも党の幹部が続々と北九州入りしています。

一方、政党から公認を得ていない無所属の立候補者は、全体の3分の1を超える35人です。支持拡大のためにSNSを駆使する候補者も目立ちます。

投開票は26日

北九州市政の行方を大きく左右することになる北九州市議会議員選挙は26日に投票、即日開票されます。

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