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もうすぐ65歳。年金受給の手続きはどうすればいい? いつどうやって振り込まれるの?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月18日 7時0分

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年金は原則65歳から受け取ることができます。では、65歳になると自動的に振り込みが始まるのでしょうか。実は年金受給には手続きが必要です。本記事では、年金受給の手続きの方法をはじめ、いつどのようにして年金が振り込まれるのかをみていきます。あわせて、年金受給の手続きの際に、注意しておきたいことも紹介します。

年金受給の手続き方法とは?

老齢基礎年金は、10年以上の受給資格期間がある方が65歳から受給できます。ただし、年金受給権が発生したからといって、何もしなくても年金が振り込まれるわけではありません。
 
まず、「日本年金機構」から受給開始年齢に到達する3ヶ月前に「年金請求書」が届きます。この請求書は年金の受給をスタートするために必要な書類です。必要事項を記載して、受給開始年齢の誕生日の前日以降に年金事務所に提出するようにしましょう。
 
請求書には、これまでの年金加入記録が記載されています。「もれ」や「誤り」がないかどうか、必ず確認するようにしましょう。というのも、これらがある場合、年金受給額が減ってしまう可能性があるからです。
 
もし「もれ」や「誤り」を見つけたら、自宅近くの年金事務所まで問い合わせるようにしましょう。この場合の問い合わせについては、受給開始年齢の誕生日の前日以降を待たなくてもかまいません。また、不明点がある場合にも、最寄りの年金事務所に相談に乗ってもらうとよいでしよう。
 
注意したいのが、年金の請求には時効があることです。年金受給権が発生してから5年が経過すると、5年を過ぎた分の年金は受け取れなくなるケースがあるのです。請求書が届いたら、忘れずに請求するようにしましょう。
 
年金請求書を提出すると、今度は約1~2ヶ月後に「年金証書・年金決定通知書」が自宅に届きます。さらに、通知書が届いてから約1~2ヶ月後には「年金のお支払いのご案内(年金振込通知書・年金支払通知書または年金送金通知書)」が届きます。ここでようやく国からの年金の支給がスタートするのです。
 

年金の振り込みは?

年金は、受給権が発生した月の翌月分から受け取ることが可能です。たとえば、誕生月が9月の場合、10月分からの年金を受け取ることができます。また、原則として偶数月の15日に、前月および前々月の年金が振り込まれます。
 
つまり、年金は1ヶ月ごとではなく、2ヶ月分まとめて振り込まれるのです。たとえば、10月15日の年金支給日には、8月・9月分の年金を受け取ることができます。ただし、15日が土曜・日曜・祝日の場合、振り込み日はその直前の平日と前倒しになります。
 

年金の振り込みには請求書の提出が必須!受給権が発生した月の翌月分から受け取り可能

年金を受け取るためには、日本年金機構から届く年金請求書に必要事項を記載して、提出しなくてはなりません。年金請求には5年の時効があるため、忘れないようにしましょう。年金は、受給権が発生した月の翌月分から受け取ることができます。年金は1ヶ月ごとではなく、2ヶ月分まとめて振り込まれます。分からないことがあれば、年金事務所に相談するとよいでしょう。
 

出典

日本年金機構 老齢年金の請求手続き

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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