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「かき氷」は本当に自宅で作るほうが安い?「市販」「手作り」の費用を試算してみた!

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月5日 2時30分

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今の時期のかき氷はたまらなくおいしいですよね。小さな子どもがいる家庭は、おやつに自宅で作る人も多いのではないでしょうか。   ただ、手作りかき氷は洗い物が出るので少々面倒に感じることもある筆者です。スーパーのカップのかき氷で済ませたいと思うこともあるのですが、そこで気になるのはやはりコスパです。   どのくらい変わるものなのでしょうか。本記事で試算してみたいと思います。

市販かき氷の値段

市販しているカップのかき氷の値段はさまざまですが、2023年7月30日時点においてAmazonで販売しているかき氷(150グラム)の最安値108円で比較してみたいと思います。
 

手作りかき氷の原価

次に自宅でかき氷を作った場合の原価を計算してみましょう。水代とシロップ代ですね。氷を作るための電気代については、かき氷に関わらず冷蔵庫は動いているので考慮しません。
 
【水代】
市販のかき氷と同じ150グラムの氷を作るために150グラムの水を使用するとし、1リットル当たりの水の単価は東京都水道局が試算に用いている0.24円とします。
 
150グラム÷1000グラム×0.24円=0.036円
 
ほぼタダという結果になりました。そのため、本記事では0円とします。
 
【シロップ代】
シロップの値段は、2023年7月30日時点におけるAmazonで販売している「井村屋かき氷シロップ4種セット」1440円の1本当たりの値段360円を使用します。1本で約9杯分になるようなので、1杯当たりの単価は40円ということになります。
 
よって、手作りかき氷の原価は40円です。市販のかき氷の半額以下で作れることが分かりました。
 

かき氷機の購入金額も考慮してみる

かき氷を作るためにはかき氷機を準備しなければなりません。その購入費用も原価として計算してみましょう。
 
対象とするかき氷機は、2023年7月30日時点においてAmazonのベストセラー1位になっている「ドウシシャ 電動 ふわふわ とろ雪 かき氷器 製氷カップ2個付き(Mサイズ) 冷凍フルーツ ブラック」4180円とし、寿命は10年と仮定します。夏の間の使用回数は、7月と8月に週3回の合計24回とします。
 
4180円÷(24回×10年)=約17円
 
かき氷1個当たりの原価は約17円となりました。シロップ代40円と合わせると57円となり、市販のかき氷との差額は51円です。
 
ここまでくると格安とはいえないかもしれません。かき氷機や食器類の洗浄や収納の手間、かき氷を作る時間や労力などまで考慮すると、「市販のほうが安い」とは一概には言い切れないでしょう。
 

まとめ

手作りかき氷の原価は、シロップ代40円とかき氷機代17円の合計57円という結果になりました。市販かき氷の値段によっては、あまり変わらない単価になるのではないでしょうか。
 
ただ、子どもと一緒にかき氷を作る時間はプライスレスです。コスパの問題は二の次であることを最後に申し添えます。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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