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現代社会は管理職になりたがらない人が多いらしい… その理由と管理職に就くメリットは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年10月22日 22時0分

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現代社会では、昇進に対して消極的な人も少なくありません。誰しもが必ずしも責任のある地位に就くことを望んでいるわけではなく、仕事に対する考え方は多様化しています。   この記事では管理職になりたくない人が挙げる主な理由について解説します。一方で、管理職に就くメリットも紹介しますので、比較、検討に役立ててください。

管理職になりたくない主な理由とは

一般的に、管理職になりたくない理由として多いのは以下の5つです。
 

・メリットがない・または低い

管理職になる前から「メリットがない」と考える人が多く、特に男性に多い傾向がみられます。直属の上司や周りの管理職の働き方を観察したうえで、あまり魅力がないと判断している可能性が考えられます。
 

・責任が重くなる

責任が重い仕事は、失敗やミスによるリスクが大きくなります。仕事の難易度も上がるため、対応や解決に時間がかかり、残業や休日出勤が増えることも想定されます。一般社員と比べてプレッシャーやストレスがかかりやすいことも、敬遠される理由の1つです。
 

・やるべき仕事が増える

管理職になると、部下の育成や経営陣との連携、部署全体での目標設定など、やるべき仕事が増えます。人によってはプレーヤーでいたほうが楽だと思ってしまうのでしょう。
 

・自分には能力がない

自分には管理職の業務遂行に必要な能力がないと考えている人も少なくないようです。
 

・仕事と家庭の両立が困難になる

仕事での責任が増し、仕事量が増えることで、家庭との両立が困難になると懸念(けねん)する人も多いようです。身近に管理職の仕事と、家庭を両立しているロールモデルがいない場合もあり、イメージがつきにくいことも一因です。
 

管理職に就く3つのメリット

管理職に就く主なメリットは以下の3つです。
 

・給与がアップする

一般的に、職位が上がればそれに応じて給与もアップします。厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」によると、役職別の賃金は部長級で約58万6000円、課長級で約48万7000円、係長級で約36万9000円でした。つまり、課長級になることで賃金は12万円近くアップし、さらに職位が上がることで10万円近く昇給することになります。
 

・裁量(さいりょう)権を持てるようになる

管理職になれば一定以上の範囲での裁量権が与えられます。自分のやり方で仕事を進められ、新しい提案も実現しやすくなります。特に主体性の高い人は、仕事にやりがいを感じられ、さらに成長もしていけるでしょう。
 

・転職で優位に立てる

管理職に就くことで、マネジメント経験を積めます。マネジメント経験はキャリア採用において重視されるポイントです。管理職のポストにも応募ができるため、一般社員と比べ、よりよい条件や待遇での転職を実現できる可能性が高まります。
 

管理職に向いているかどうかは人それぞれ

管理職になれば、仕事上の責任は増しますが、その分だけ給与はアップし、裁量権の範囲も広がります。組織の環境改善など、一般社員では難しかったことも実現しやすくなるでしょう。
 
ただし、必ずしも管理職を目指すのが正解ということではなく、管理職の仕事には向き不向きがあります。管理職を目指すかどうかは、自身の性格やキャリアプランによって判断してください。
 

出典

厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査の概況
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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