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バイト先のカフェで「ホール」だけのはずだったのに、キッチンも担当しています。下水みたいなところの掃除もして時給も変わらないのに納得いきません。時給を上げてもらうことはできますか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年10月31日 4時30分

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バイト先のカフェで、面接時には「ホールだけ」と言われていたのに、実際にはキッチンも担当していて、生ごみや油脂がたまっているグリストラップの清掃まで行っている場合には、「話が違う」と感じてしまうでしょう。アルバイトの立場だからといって、泣き寝入りする必要はありません。   この記事では、求人情報と実際の労働条件が異なる場合の対処法について解説します。

まずはそもそもの条件を確認しよう

アルバイトを始めるにあたって、一般的な流れとして、バイト先から求人条件について記載した書面を渡されます。もしくは、電子メールやSNSなどで通知されるケースもあるでしょう。
 
そこには、アルバイトをする期間や具体的な仕事内容、時給、辞めるときのルールなどが書かれています。仕事内容に「ホールでの接客」とあれば、明らかにそれよりも広い範囲の仕事を命じられている状況にあるといえます。
 
多少の違いであれば受け入れられるかもしれませんが、納得できないほどキツイ仕事になっているのであれば、我慢せずにバイト先の上司に相談しましょう。書面や画面を提示して、「お聞きしていた条件と異なる仕事です」と伝えればよいでしょう。
 
ただし、バイト先としては、悪気はなく単に人手不足が理由であった可能性もあります。バイト先と良好な関係を保つためにも、一方的に責めるような言い方は控えたほうがいいかもしれません。
 

今後の対応は「断る」「時給交渉をする」の二択

求人条件と実際の仕事内容が異なっている件について、バイト先にも理解してもらえた後の選択肢は2つに分かれます。
 
1つ目は、当初の条件である「ホールの接客だけ」に戻してもらい時給もそのままというパターンです。キッチンの調理や清掃の仕事をしたくない場合には、こちらの対処法を選ぶとよいでしょう。
 
2つ目は、調理や掃除もやる代わりに時給をアップしてもらうパターンです。根拠を述べて仕事内容に対して適正といえる時給に近づけていくのが理想的です。接客に加えて調理もこなしており忙しいこと、グリストラップの清掃のように負荷が高い作業も行っていることを理由に挙げるとよいでしょう。
 

バイト先の対応が不誠実な場合には辞めるのも手

相談をしても一向に状況が変わらず、バイト先が誠実に対応してくれない場合には、思い切って辞めることも検討しましょう。アルバイトスタッフを大事に扱わない職場では、この先も理不尽な思いをする恐れがあるためです。
 
退職については、原則として2週間前までに伝える必要があります。急に辞めてしまうとバイト先では仕事が回らず困ることもありますので、できるだけしっかりと話し合うことが大事です。退職の意思を明確に伝えたうえで、「○○日までに辞めたいと思っています」など、退職日について相談しましょう。
 

条件と実際の仕事内容が異なる場合には我慢しないこと

アルバイトを行う際には、仕事内容をきちんと確認してから働き始めるのが鉄則です。抽象的な書き方になっているときには、具体的に何をするのか面接時に質問しましょう。
 
時給の妥当性を確認するだけでなく、自分にできる仕事なのかを見極めるうえでも、重要な質問です。実際の仕事内容が聞いていたものと大きく異なる場合には、条件通りに戻してもらう、または時給アップの交渉をしてみましょう。
 

出典

厚生労働省 確かめようアルバイトの労働条件
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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