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【新社会人】 同期は大卒ばかりで自分だけ高卒…。仕事に学歴は関係ありませんよね?

ファイナンシャルフィールド / 2023年10月31日 2時30分

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「新社会人として就職したけれど、同期は大卒ばかりで自分だけ高卒…」という場合、仕事と学歴の関係が気になるものです。実際、学歴が高いほうが収入的に有利なのでしょうか。   そこで本記事では、最初に学歴と賃金の関係を説明したあと、高卒から高収入を得やすい業界について解説していきます。

学歴と賃金の関係

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、男女計の学歴別の賃金として、高卒の平均は27万3800円、大卒は36万2800円となっています。約9万円の差です。
 
男女別に見ると、高卒の男性は29万7500円、高卒の女性は22万2900円。大卒の男性は39万2100円、大卒の女性は29万4000円という結果が出ています。
 
上記により、男女計、男性、女性のいずれにおいても、高卒より大卒の賃金のほうが高いことが分かります。そのため、同じ会社に勤めていても、収入格差が生まれる可能性があるでしょう。
 

高卒から高収入を得やすい業界

先ほどのデータは、あくまでも大卒と高卒を比較した場合の全体的な平均値です。地域や、業種・業界によってはこの限りではありません。
 
では、高卒から高収入をねらいやすい業界や職種に、どのようなものが考えられるでしょうか。一般的には次のような業界が高収入を得やすいといわれています。
 

●営業職
●ITエンジニア
●現場作業系

 
まず営業職ですが、不動産営業や保険の営業など、成績が重要視される職種では学歴より実績を評価されやすいため、一般的に学歴は関係しにくいため、高卒からかせぎやすいと考えられます。
 
しっかり結果を残す必要はありますが、逆に言うと、大卒でも結果を残せなければ低収入が続く可能性がある業界です。営業にはコミュニケーション力や交渉力が求められますが、自信があれば目指してみるのもよいでしょう。
 
次に、ITエンジニアも高卒から高収入を得やすいといわれています。人材不足の業界ということもあり、未経験者を採用する傾向があります。スキルを身につけることにより、収入を伸ばしやすいでしょう。会社員という形態にこだわらなければ、将来的にフリーランスとして独立するという道もあります。
 
最後に、土木作業員のような現場作業系も高収入をねらいやすいと考えられます。定期的に需要(じゅよう)が発生しますし、技術をおぼえれば職に困らないでしょう。ただし、重機のとり扱いなど、免許が必要となる点に注意が必要です。また、肉体資本なので、一般的には加齢とともに疲れが出やすくなるでしょう。
 
以上が高卒から高収入を得やすい業界や職種ですが、時代によって変わる部分もあるので、実際の求人情報も参考にしながら判断することをおすすめします。
 

まとめ

今回は「仕事に学歴は関係ないのか? 」という真偽を、収入という観点から解説しました。厚生労働省の資料では大卒と高卒で賃金に差がみられるものの、業種・業界によっても変わります。
 
営業職、ITエンジニア、現場作業系を紹介しましたが、ほかにも高年収をねらえる仕事があるので幅広く情報収集を行うとよいでしょう。
 

出典

厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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