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週5日も働くなんて無理です! 週3日勤務のフリーターに転向したらどんな生活になりますか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年10月31日 3時0分

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社会に出たら週5日労働が当たり前と思われがちですが、それが「難しい」「できない」「自分には無理だ」と感じる人は少なからずいます。また、仕事よりプライベートを優先したい人もいるでしょう。   本記事では、もし週3日勤務のフリーターに転向した場合、どんな生活になるのか、家計はどれくらい厳しくなるのか解説します。

週3日労働のアルバイトでいくら稼げる?

まずは、週3日で1日8時間働くと、いくら稼げるのか計算してみましょう。
 
2023年10月現在、東京都の最低賃金は1113円です。時給1113円×8時間×3日×4週=月給10万6848円です。4.5週として計算しても、月給12万204円です。
 
しかし、この金額が丸々受け取れるわけではなく、ここから税金や社会保険料が天引きされます。引かれる金額は家族構成や年齢などによって異なりますが、おおむね給与の2割程度です。月給12万円の人なら、12万円×8割=9万6000円が手取り額の目安となります。
 
総務省の調査によれば、単身勤労者世帯(働いていて1人暮らしをしている人)の消費支出の平均は、月17万8434円です。週3日労働で手取り10万円前後となると、1人暮らしをするにはかなり厳しい金額と言わざるを得ません。
 

それでも週3日労働で生活したいなら

週5日労働から週3日労働に転向すると、時間や精神的余裕は生まれやすくなるかもしれませんが、経済的には厳しくなることが多いです。それでも週3日だけの労働で暮らしていきたいなら、労働時間を増やす以外の選択肢を検討してみましょう。例えば、以下のような方法があります。
 

徹底的に節約して生活コストを下げる

収入が少なくなっても、生活費が少なくて済むなら暮らしていけます。あらゆる支出を見直し、家賃の安い家に住み、安く調達した食事を食べ、最低限の持ち物で生活するなら1人暮らしも夢ではないかもしれません。
 
1人暮らしにこだわらないのであれば、実家暮らしやルームシェア、シェアハウスを選んで生活コストを下げるのもおすすめです。
 

より時給の高い仕事をみつける

労働時間を減らしたい、でも収入は確保したいなら、できるだけ時給の高い仕事をみつけることも重要です。例えば時給1500円なら、時給1500円×8時間×3日×4.5週×8割=手取り月収13万円程度になります。
 
また、趣味の手作り品を売る、投資にチャレンジするなど、負担にならずに収入を得る方法を模索するのも一つの方法です。
 

まとめ

週3日のフリーター生活の場合、時給が最低賃金程度だと1人暮らしをするのは難しいでしょう。
 
労働時間を増やしたくないのであれば、かなり切り詰めて生活するか実家暮らしをするか、より時給が高い仕事をみつけるなどの工夫が必要です。生活していくうえで、自分が何を重視しているのかじっくりと考えてみましょう。
 

出典

厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧

総務省統計局 家計調査 家計収支編 単身世帯(2022年) 表番号1 (実数,構成比,増減率,寄与度) 単身世帯・勤労者世帯・勤労者世帯以外の世帯・無職世帯

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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