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【気になる冬の電気代】灯油ストーブの灯油代と、サーキュレーターの電気代を合計したら、1ヶ月でいくら?

ファイナンシャルフィールド / 2024年1月31日 11時30分

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寒さが厳しい日、特に寒冷地では、灯油ストーブを使っても十分に部屋が暖まらないことがあります。暖房効率を最大化するため、なかには灯油ストーブとサーキュレーターを併用している人もいるのではないでしょうか。併用すれば当然ながら部屋は暖まりやすくなるものの、同時に気になるのがコストです。   そこで本記事では、灯油ストーブとサーキュレーターを併用する際のコストを考えていきます。

灯油ストーブにかかる灯油代

一例として、コロナの8畳用灯油ストーブ「RX-2923WY」を使用した場合にかかる灯油代を考えてみましょう。稼働時間は「1日8時間」、灯油代は経済産業省資源エネルギー庁の石油製品価格調査結果に基づいて「116.9円/L(2024年1月9日時点)」とします。

RX-2923WYの仕様

●燃焼継続時間:約18時間
●タンク容量:5L

1日8時間、月に30日使用したときにかかる灯油代

8時間÷18時間×5L=約2.2L
2.2L×116.9円=約260円/日
260×30日=約7800円

この結果から、コロナの灯油ストーブ「RX-2923WY」を1日8時間、月に30日使用した場合、約7800円の灯油代がかかると分かりました。
 

サーキュレーターにかかる電気代

続いて、サーキュレーターにかかる電気代を考えてみましょう。計算に用いるのはアイリスオーヤマの「サーキュレーターアイ DC JET ~24畳 インテリアモデル PCF-SDCC15T」です。稼働時間は灯油ストーブと同じく「1日8時間」、電気代の目安単価は全国家庭電気製品公正取引協議会の基準に基づいて「31円/kWh」とします。

PCF-SDCC15Tの仕様

●消費電力:25W

1日8時間、月に30日使用したときにかかる電気代

25W×8時間=200W(0.2kWh)
0.2kWh×31円×30日=186円

この結果から、アイリスオーヤマの「PCF-SDCC15T」を1日8時間、月に30日使用した場合、約186円の電気代がかかるとわかりました。サーキュレーターは非常に運用コスパが優れているため、ストーブと併用すると灯油代の節約につながるでしょう。
 

暖房効率を最大化!灯油ストーブとサーキュレーター併用のコツ

効率よく部屋を暖めるには、サーキュレーターの置き場所や向きに注意する必要があります。以下に紹介する方法を参考に、灯油ストーブとサーキュレーターをうまく併用しましょう。
 

・灯油ストーブの対角線上に置く

サーキュレーターは灯油ストーブの対角線上に置くと、暖房効果を得やすくなります。灯油ストーブによって暖められた空気を、サーキュレーターで循環させられる位置に置くのがポイントです。この際、サーキュレーターを灯油ストーブに乗せたり、近すぎる位置から風を当てたりしないよう注意しましょう。
 

・灯油ストーブの上の天井辺りに向ける

空気には、暖かい空気は上にたまり、冷たい空気は下にたまる性質があります。灯油ストーブによって暖められた空気も天井付近にたまるため、サーキュレーターの風で冷たい空気とうまく混ぜ合わせるのがポイントです。天井付近にたまった暖かい空気を風で下に降ろすよう意識すると、部屋の温度ムラを軽減できます。
 

灯油ストーブとサーキュレーターにかかる1ヶ月のコストは約8000円

1ヶ月のコストは、灯油ストーブにかかる灯油代が約7800円、サーキュレーターにかかる電気代が約186円です。サーキュレーターはコスパに優れているため、無理のない範囲で灯油ストーブと併用しながら冬の暖房費を節約しましょう。併用の際はサーキュレーターの置き場所や向きに注意し、部屋の空気を循環させることが大切です。
 

出典

経済産業省資源エネルギー庁 石油製品価格調査結果
コロナ RX-2923WY 取扱説明書
アイリスオーヤマ サーキュレーターアイ DC JET ~24畳
全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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