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寝室が寒いので「オイルヒーター」の購入を検討しています。電気代が大変と聞きますが、6畳程度の広さなら大丈夫でしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月8日 4時40分

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3月になっても地域によっては寒い時期が続き、暖房の使用が欠かせない人も多いかもしれません。また夜寝るときに寒いのは我慢できないと、寝室に暖房器具を設置するケースもあるでしょう。   本記事では、6畳程度の広さの寝室にオイルヒーターを設置すると電気代はいくらかかるのか、今回は就寝中や前後含めて「1日9時間稼働させる」と仮定して解説します。

電気代の計算方法

暖房器具を使用する際に気になる電気代ですが、具体的に1時間あたりの「消費電力(kW)✕電気料金単価(円)」で算出することができます。電気料金の目安単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が公表しており、現時点で1kWhあたり31円となっています。
 
例えば、600Wの消費電力が発生する場合は18.6円、800Wだと24.8円となり、それぞれ9時間稼働させると前者は167.4円、後者は223.2円かかります。
 

オイルヒーターは電気代が高いのか

暖房器具はエアコンだけでなくオイルヒーターやハロゲンヒーター、電気カーペットや毛布などさまざまな種類があります。それぞれのニーズに合わせて選ぶ必要がありますが、オイルヒーターは「部屋は暖かくなりやすいけど電気代が高くなるのがデメリット」と考えている人は多いかもしれません。
 
実際に電気代は高いのか、一例として今回はデロンギ社のオイルヒーターの使用を想定して解説します。
 
6畳程度の広さの寝室で設定温度は16度にして9時間使用した場合の電気代の目安はマルチダイナミックヒーターを使うと1時間平均で約6.9円となっています。9時間使うと62.1円、「30日で1863円」となる計算です。
 
実際にかかる電気代は、使用する暖房器具の種類や使用環境などによって変化しますが、オイルヒーターだから特別電気代が高いとは限りません。製品ラインアップをみると「6~8畳程度」でかかる消費電力は900Wとされています。
 
仮に、常に900Wかかるとすると1ヶ月あたりの電気代は約7500円ですが、実際には使用環境によって消費電力は変化します。
 
デロンギ社のマルチダイナミックヒーターは設定温度の前後0.1度の範囲でしっかりキープする「高精度な温度コントロール」が搭載されており「暖めすぎによる無駄な電力消費」を抑えられるのが大きなポイントです。
 

電気代を節約するには?

「暖房で部屋を暖かくしたいけど電気代も節約したい」と考えるのは自然なことですが、オイルヒーターを使う場合も節約できるのでしょうか。
 
電気代を節約するにはオイルヒーターを無駄なく効率的に使う必要があります。例えば、オイルヒーターがフル稼働しているにもかかわらず、換気以外で窓が開いていて冷たい空気が入ってくる環境だと暖房効果は低くなってしまいます。
 
暖房器具を使っているのに全然暖かくならない場合は機種だけでなく使用環境も振り返ってみましょう。「オイルヒーターを使いたいけど電気代が気になる、節約したい」ときは断熱カーテンやシートを導入するなど、暖房器具だけに依存しない形を作ることが重要です。
 

まとめ

本記事では、6畳程度の広さの寝室にオイルヒーターを導入した場合、1ヶ月あたりの電気代はいくらかかるのか解説しました。
 
「オイルヒーターは電気代が高いから大変」といったイメージがあるかもしれませんが、使用機種や環境、電気代の契約内容などによって異なるので一概にはいえません。電気代が気になる場合は、暖房器具だけでなく自身の使用環境に問題はないか確認してみましょう。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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