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定年後は子育て経験を生かして「ベビーシッター」の仕事をしたいと考えています。収入はいくらくらいでしょうか? 「必須の資格」はあるでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月8日 3時10分

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子育て経験のある人のなかで、定年後はその経験を生かしてベビーシッターの仕事をしたいと考える人もいるでしょう。人手不足が叫ばれる保育業界ですが、実際に働いたときの収入はどの程度なのか気になるところです。また、ベビーシッターには資格が必要なのか気になる人もいるでしょう。   今回の記事では、ベビーシッターの月収や必要資格を紹介します。

ベビーシッターになるには

ベビーシッターになるには、現在法律的に必要な資格はありません。では、子育て経験のある人は有利かというと、一概にはいえません。実際は保育士や幼稚園教諭、助産師、看護師などの資格がある人のほうが信用度は高くなります。
 
また、認定資格ではありますが「ベビーシッター資格認定試験」に合格し「認定ベビーシッター」を取得すると、一定の知識を身につけていると判断してもらえるでしょう。
 
ベビーシッターとして働こうとした場合、ベビーシッターの派遣会社に登録をする方法があります。特に、定年後の再就職となると正規での就労は難しい場合が多いため、この方法がおすすめとなります。未経験や無資格であっても登録可能な派遣会社はありますが、研修などで在宅保育に関する知識を学ぶ必要があります。
 

ベビーシッターの収入

就労形態別のベビーシッターの収入をみていきましょう。
 
・正社員
ベビーシッターで正社員として働く場合、給料は月給16~20万円程度です。正社員となると、フルタイムで働くことになるので、さまざまな訪問先へ行くことになるでしょう。家庭によって保育内容や方針が違うため業務の負担は大きいといえます。しかし、正社員では就業先によってはボーナスが出る場合もあるので、収入に大きく影響します。
 
・パートやアルバイト、派遣
バートやアルバイト、派遣で働く場合は、時給1000~1500円程度が相場といわれています。しかし、パートやアルバイト、派遣では、毎日決まった仕事があるとは限らず、思ったよりも少ない収入になる場合もあります。依頼される仕事が少なければ必然的に収入が少なくなります。また、住んでいる地域や仕事内容などでも時給は違ってくるでしょう。
 
・個人事業主
ベビーシッターには個人事業主となりフリーランスで仕事を受ける方法もあります。フリーランスの場合は、利用者との直接のやりとりで仕事が成立します。
 
ベビーシッター利用料の平均相場は2000円程度といわれているので、これがフリーランスの場合の収入となります。働いた分が自分の収入になりますが、コンスタントに依頼があるとは限らないので、派遣会社に登録する場合よりも収入が少なくなる可能性があります。
 

本気なら資格取得を検討してみよう

ベビーシッターは他人の子どもの命を預かる仕事であるため、保育に関して正しい知識を身につけている必要があります。収入面に関しては、働き方によっては希望通りの金額が得られない可能性もあることを念頭に置いておきましょう。
 
ベビーシッターには現在必要な資格はありませんが、今回ご紹介したように、いくつかの民間資格があります。保育士や幼稚園教諭、助産師などの資格を持っていない人は、信頼度を高めるためにも資格取得を検討してみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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