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友人の結婚ラッシュが起こり、来月だけで「5組」の式に呼ばれています。ご祝儀を「1万」にするのは非常識でしょうか…。

ファイナンシャルフィールド / 2024年3月18日 11時30分

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ライフイベントの一つに結婚式があります。友人から結婚式の招待状をもらったら、自分のことのようにうれしく感じる人も多いでしょう。ただ、結婚式に出席するためにはご祝儀の準備が必要です。しかも、結婚式が集中してしまうと大きな負担にもなりかねません。今回は、1ヶ月に5組の結婚式に招待され、ご祝儀の金額で悩む事例を取り上げます。

ご祝儀の相場と結婚式費用に占める割合

まず「ゼクシィ結婚トレンド調査2023 調べ」(首都圏)のデータを紹介していきます。こちらのご祝儀の相場は「友人・同僚:3万円」です。また、「ご祝儀合計額の平均:199万7000円」となり、「挙式・披露宴・ウェディングパーティー総額:356万3000円」の約56%を占めることがわかりました。
 
ハナユメの調査でも、ご祝儀の相場は「友人:3万円」になっています。さらに「ご祝儀総額の平均:200万1000円」に対して「結婚式に必要なお金の平均総額:324万6000円」で、ご祝儀の占める割合が約62%となっています。いずれのデータにおいても、ご祝儀は結婚式のための貴重な財源といえます。実際、ご祝儀を期待して結婚式の予算を組む新郎新婦も少なくないでしょう。
 

友人のご祝儀は3万円が相場

上記2つのデータのうち、ご祝儀の相場はゲストと新郎新婦との関係により、「友人(同僚)」「上司」「恩師」「親族」の4種類になることがわかりました。しかも、友人のご祝儀がいずれも3万円という共通点もみられます。そのため、友人の結婚式に出席するときは3万円を用意すれば無難だといえるでしょう。
 
しかし、1組当たり3万円はかなりの負担です。質問者の場合は来月だけでも15万円(3万円×5組)必要なだけでなく、それ以降も結婚式が続く可能性が出てきます。しかも、既に出席の返事をしているため、断りづらい状況にあるでしょう。「ご祝儀」と表現していることからも結婚式への出席が前提と考えられます。
 

ご祝儀の用意で慌てないために

結婚式のご祝儀には、ゲストが新郎新婦を祝う気持ちだけでなく、ゲストの飲食代や引出物代金などが含まれています。そのため、「ご祝儀なし」や「少ない金額」で結婚式に出席すると、新郎新婦に経済的な負担をかけてしまいます。
 
また、その後の交友関係が悪化するリスクがあります。そうならないためには、相場どおりのご祝儀を用意する方法を考えることが大切です。貯金からの捻出が理想ですが、それが難しい場合は身近な人にお金を借りる方法があります。
 
また、クレジットカードのキャッシング枠やカードローンを利用するのも一案です。ただし、利息が高いので早期の完済を目指しましょう。副業可能な職場なら、短期アルバイトでのお金を工面が可能です。手持ちの品をリサイクルショップやフリマサイトで換金するのもひとつの方法でしょう。
 
もし、3万円の用意が難しい場合は2万円を包むのも一案です。ご祝儀は奇数が基本ですが、ペアを意味する2万円という選択肢もあります。その場合、1万円札1枚と5000円札2枚とで3枚にするのがポイントです。
 
また、一緒に出席する友人と金額を合わせるなど、自分が目立たないような工夫も必要です。このように臨時出費をカバーする方法がいくつかありますが、大事なことは不意の出費に慌てないことです。そのためには、毎月の給料のなかから計画的に貯金できるように心掛けましょう。
 

ご祝儀1万円は望ましくない! 相場の3万円を用意できるようにしよう

社会人としての経験を積むにつれて交友関係も広くなってきます。また、質問者のように結婚式が続くことも出てくるでしょう。それらの結婚式に出席するために、ご祝儀の準備で悩むことも少なくありません。気になるのはご祝儀の相場です。
 
2つの調査結果から、友人のご祝儀の相場は3万円であり、やはり1万円は望ましくないといえます。ご祝儀の用意で慌てないためには、日頃から計画的にお金を貯めていくことが大切です。
 

出典

株式会社リクルート ゼクシィ結婚トレンド調査2023 首都圏
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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