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たばこを20歳から「1日1箱」吸っています。同僚に「吸わなかったらベンツを買えるのに」と言われたのですが、本当に買えるものなのでしょうか? 現在50歳で、喫煙歴は30年になります

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月3日 5時0分

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たばこは古くから多くの人に親しまれてきた嗜好(しこう)品の1つであり、ヘビースモーカーと呼ばれる人は毎日1箱以上吸っているケースも珍しくありません。   購入できる場所もたばこ屋を始めとして、コンビニやスーパー、自動販売機など多くあり入手も簡単です。近年では加熱式たばこなども販売されており、幅広いニーズに応えられるように多種多様なラインアップといえます。   本記事では、たばこを20歳から50歳まで毎日1箱吸っていた場合、ベンツが買えるかどうかなどを解説するので気になる人は参考にしてください。

たばこの価格はどれくらい?

たばこの価格は時代の推移とともに高くなっていますが、背景としてたばこ税(国たばこ税・地方たばこ税・たばこ特別税・消費税)が増税されている点が挙げられます。
 
たばこは税負担が最も重い嗜好品の1つで、1箱580円の商品なら357.6円を税が占めており、税負担率は61.7%です。ただし、国や地方にとって、たばこ税は年間2兆円を上回る貴重な財源となっています。
 
現在のたばこの値段は、商品によって違いはありますがほとんどが400円から600円の間となっています。これを毎日1箱吸っていると1年間でかなりの出費になるでしょう。例えば、600円で計算すると600円×1箱×365日=21万9000円です。1日2箱吸う場合は倍額の43万8000円になります。
 
現在50歳で20歳から30年間毎日1箱を吸っている人は、年間21万9000円×30年=657万円を使ってきた計算になります。これが多いか少ないかは人によって感じ方は違うでしょうが、金額だけ見ると大半の人の年収分以上をたばこに使っていることになります。
 

たばこ税はこれからも高くなる可能性がある

たばこ税はこれまでも何回か上がっており、これからも高くなることは十分に考えられるでしょう。
 
具体的に上がる時期やタイミングは分かりませんが、過去のたばこ税の推移を見ると数年に1回程度の頻度で増税されています。現在は400円から600円の間で販売されているたばこが多いのですが、たばこ税が上がるとたばこの金額も高くなるでしょう。
 
そうなると年間にかかるたばこ費用も当然多くなるため、たばこ税増税のタイミングでやめる人が増えるかもしれません。
 

たばこを我慢していたらベンツを買うことができた?

ベンツは多くの人が知っている高級車ブランドの1つであり、憧れている人も多いでしょう。
 
仮に、20歳からたばこを吸わずに貯金していた場合、ベンツを買うことはできたのでしょうか。結論からいうと、車種によっては購入が十分に可能です。
 
ベンツは、車種によっては車両価格が1000万円を超えるものもありますが、500万円台で販売されているものも少なくありません。単純にベンツに乗りたくて車種などにこだわりがないなら、たばこを我慢すればベンツは買えるでしょう。車種にこだわりを持っている人でも、たばこを我慢して貯めたお金を頭金にすれば、1000万円程度のベンツでも購入できるかもしれません。
 
たばこは、1日の出費だけを見ると600円くらいなので気にしないという人もいるでしょうが、ベンツが購入できると聞けば金額の大きさに驚くかもしれません。
 

まとめ

試算の数字を見ると、たばこを吸わずに貯金すればベンツは十分に購入できます。現在たばこを吸っている若い人は、1度自分のたばこ費用について確認してみてはどうでしょうか。
 
たばこを吸い続ける場合、たばこ税の増税の可能性もあります。いろいろな観点からたばこを吸い続けるか検討してみましょう。
 

出典

JT たばこ税の仕組み
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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