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【冷蔵庫は大きい方が電気代が安い!?】1年間の電気代をもとに「節電効果の高い」冷蔵庫のサイズとは?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月12日 2時0分

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冷蔵庫は大きいほうが、電気代がかかるイメージを持つ方もいらっしゃるでしょう。   しかし、大きい冷蔵庫は省エネ効果が高い製品もあり、電気代が節約できる可能性があります。   そこで今回は、冷蔵庫のサイズ別における電気代を解説します。冷蔵庫は大きさの違いで、どれくらい節約になるのか確認してみましょう。

【サイズ別】冷蔵庫の消費電力量

では実際に、冷蔵庫の大きさ別の消費電力量と電気代の違いを見てみましょう。
 
経済産業省資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2022年版」で公表されている、冷蔵庫のサイズ別における年間消費電力量(2021年時点)を表1にまとめました。なお、年間の電気代は単価30円/キロワットアワーとして計算しました。
 
表1

定格内容積 年間消費電力量 年間の電気代
201~250リットル 315キロワットアワー 9450円
301~350リットル 347キロワットアワー 1万410円
401~450リットル 293キロワットアワー 8790円
501~リットル以上 286キロワットアワー 8580円

※経済産業省資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2022年版」を基に筆者作成
 
表1によると、定格内容積が501リットル以上の冷蔵庫の年間消費電力量が最も少ないことが分かりました。年間電気代にすると、501リットル以上の冷蔵庫は8580円です。消費電力量が最も高い301~350リットルの電気代と比べると、年間1830円の差があります。
 
ただし冷蔵庫の使い方やライフスタイルによって、節約できる冷蔵庫の大きさは違います。あくまで、冷蔵庫の大きさによる消費電力量や電気代は目安として参考にしてください。
 

冷蔵庫の電気代を節約する方法

冷蔵庫は24時間稼働しておく必要があるため、少しでも電気代を安くおさえたいところです。冷蔵庫にかかる電気代を節約するには、以下のポイントを意識してみましょう。
 

・ものを入れすぎない
・ドアの開閉は最小限にする
・ドアを開けている時間を少なくする
・熱いものは冷ましてから入れる
・季節や状況に合わせた設定温度にする
・冷蔵庫の中を整理する
・壁から適切な間隔を空けて設置する

 
冷蔵庫のドアの開け閉めを最小限にすることや、ものを冷ましてから入れるなどのポイントを日頃から意識している方は多いかもしれません。
 
一方で、設定温度や壁との間隔などを意識することも大切です。
 
実際に設定温度を「強」から「中」に変更した場合、年間で約1670円の節約につながるとのデータもあります。寒い時期や、傷みやすい食材が入っていないときなどは設定温度を調整することを意識してみましょう。
 

節約効果が期待できる冷蔵庫のサイズは401リットル以上

今回の結果から、301~350リットルの冷蔵庫よりも401リットル以上の冷蔵庫のほうが消費電力量が少なく、電気代が安くなることが分かりました。
 
製品によっても節約できる費用には差があるため、一概にどのサイズが最も節約できるとは言い切れません。しかし、冷蔵庫のサイズが大きくなるほど節約できる可能性があるため、冷蔵庫を選ぶ際には消費電力量をチェックしてみるとよいでしょう。
 

出典

「省エネ型製品情報サイト」(経済産業省資源エネルギー庁) 省エネ性能カタログ2022年版 省エネ家電の上手な使い方・選び方 「電気冷蔵庫」 冷蔵庫の使い方・置き方によって大きな省エネ効果があります(53ページ)、年間消費電力量の推移(kWh/年)(54ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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