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「フリードG」vs「フリードHYBRID G」ハイブリッド車とガソリン車ならどっちにすべき?「年間1万km」走った場合、何年で元が取れるのかも試算

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月7日 2時10分

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近頃だと、車の購入や買い替え時に「ガソリン車」と「ハイブリッド車」のどちらを選んだらよいかと迷っている人も多いのではないでしょうか。 一般的にガソリン車はハイブリッド車よりも車両価格は安いですが、反対にハイブリッド車のほうが燃費性能は優れています。   本記事では、「フリードHYBRID G」を購入して年間1万km走行した場合、「フリードG」との車両価格差を燃費の良さでカバーするとしたら、何年間で元が取れるのか計算します。

「フリードG」と「フリードHYBRID G」の車両価格はいくら違う?

一般的に同じタイプの車種の場合、ガソリン車のほうがハイブリッド車よりも車両価格は安価に設定されています。
 
2024年4月20日時点において、ホンダのホームページに記載されている、「フリードG」と「フリードHYBRID G」の全国メーカー希望小売価格(消費税込み)は次のとおりです(共にFF/6人乗り)。

●「フリードG」:233万900円
●「フリードHYBRID G」:268万8400円

今回のケースでは、ハイブリッド車のほうがガソリン車よりも車両価格は35万7500円高いです。
 

「フリードG」と「フリードHYBRID G」の燃費はどれくらい違う?

車両価格と同様に、ホンダのホームページには燃費性能が掲載されています。「フリードG」と「フリードHYBRID G」の燃費はそれぞれ次のとおりです(共にFF/6人乗り、WLTCモード)。

●「フリードG」:17.0km/L
●「フリードHYBRID G」:20.9km/L

燃費性能では、ハイブリッド車のほうが3.9km/L上回ります。
 

年間1万km走った場合、何年間で価格差を埋められる?

「フリードG」と「フリードHYBRID G」では、車両価格は「フリードHYBRID G」のほうが35万7500円高いものの、燃費性能は「フリードG」よりも優れているため、長年乗っていればどこかのタイミングで、「フリードG」との車両価格差(35万7500円)が埋まり元が取れるはずです。
 
今回は年間1万km走行し、その間のガソリン価格が174.9円/Lだった場合で計算していきます。なおガソリン価格174.9円/Lは4月15日(月)時点のガソリン価格全国平均です。
 
「フリードG」の燃費は17.0km/Lですので、ガソリン価格が174.9円/Lの場合、1km走るのに必要なガソリン代は約10.3円です。そのため、年間で1万km走るとなると、年間のガソリン代は約10万3000円となります。
 
一方、「フリードHYBRID G」の燃費は20.9km/Lですので、同じように計算すると1km走るのに必要なガソリン代は約8.4円、年間のガソリン代は約8万4000円です。
 
今回の前提では、ハイブリッド車のほうが車両価格は35万7500円高いものの、ガソリン代は年間で1万9000円安いです。そのため、車両価格でガソリン車よりも高くなった金額をガソリン代で元を取るには、約19年かかります。
 

まとめ

今回の前提では、ハイブリッド車を購入した場合、ガソリン代で元を取ろうとした場合には19年という長い年月が必要です。
 
ただ、ハイブリッド車には走行時の静粛性といったガソリン車と異なる走り心地の違いや、エコカー減税などの金額的なメリットがある場合もあります。また年間走行距離が長くなればなるほど、元を取れるまでの期間は短くなります。
 
これらの要素や本記事のシミュレーションを参考に、ハイブリッド車とガソリン車のどちらが自身に合っているかを検討しましょう。
 

出典

ホンダ タイプ比較
経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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