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長距離フライトで隣の席に知らない人がいることにストレスを感じます。2席分のチケットを買ってもよいでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月10日 10時30分

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飛行機での移動は、国内であれば長くても4時間ほどのフライトですが、海外へのフライトであれば10時間を超えることも珍しくありません。隣に知らない人が座っていると、ゆっくり眠れない、トイレに立つのが気まずいなどの理由でゆっくり過ごせない方も多いでしょう。   そこで本記事では、飛行機のチケットを1人で2席分買うことが可能なのかどうかを解説します。また、フライト時間を少しでも快適に過ごせるための工夫をご紹介します。

1人で2席予約するのは可能か

飛行機での移動時間、「お金を多く払ってもよいからゆっくりくつろぎたい」という方が1人で2席分予約して、隣に誰もいない状態をつくることはできるのでしょうか。国内の主要航空会社では、次のような対応を案内しています。
 
JAL(日本航空)では、基本的には身体が大きい場合や楽器、絵画など大きな手荷物を機内に持ち込む場合のサービスではありますが、国内線を利用する場合に追加分の座席を特別旅客料金で購入して2席利用することが可能です。国際線に特別旅客料金表はありませんが、2席の利用自体は可能なようです。
 
ANA(全日本空輸)も同様に、国内線では特別旅客料金で利用ができます。また国際線では、予約した席の隣を「エクストラシート」として予約できるサービスがあります。
 

1人で2席使用する場合の金額は?

飛行機での移動を快適にするため、1人で2席分予約するといくら必要になるのでしょうか。国内線での利用例で、特別旅客料金の価格を見てみましょう。JALは普通席の場合に1万1150円(一部金額が異なる場合もあり)で追加の座席を確保できます。
 
ただし、Webでの予約は不可となるため、予約したい場合には窓口や旅行会社への問い合わせが必要です。またファーストクラス・クラスJを利用する際は、差額分も追加されます。ANAの場合も普通席は1万1500円(一部路線は6300円)、プレミアムクラスは1万9900円(一部路線は1万4700円)で追加の座席を確保が可能です。
 
しかし予約はJALと同じくWeb対応はしていないため、窓口などへの問い合わせが必要です。なお、ANAの国際線で利用できる「エクストラシート」は金額設定が国内線とは異なり、座席に適用される運賃と同額か、より高額な適用可能運賃で計算されます。2席確保するために倍以上の金額が必要となる可能性もあるので注意しましょう。
 

機内で快適に過ごすためのアイテム

希望の座席を選べない場合には、機内で快適に過ごせるアイテムを持参して、少しでもストレスのない空間づくりをするのもおすすめです。隣の人を気にせず過ごすためには、アイマスクや耳栓を持参しましょう。
 
また、周囲を気にせずゆっくり寝たいときには、フード付きのネックピローもおすすめです。隣の人にもたれかかってしまうことを避けられるだけでなく、寝顔を隠してプライベートな空間をつくれるでしょう。アイマスクや耳栓、折りたたみスリッパ、エアー枕などのトラベルグッズは100円ショップでも購入できます。
 

自分なりの工夫で快適な旅を

空の旅を少しでもストレスなく過ごすためには、多少コストがかかっても自分なりの快適な空間づくりが大切かもしれません。より楽しい旅にするために2席確保する以外にも、少し料金を多く払って座席をグレードアップするのもおすすめです。
 
また、なるべくコストを抑えたい場合には、便利なトラベルグッズを持参して、少しでもリラックスできるように工夫することも検討しましょう。
 

出典

日本航空株式会社(JAL) 国内線・国際線・JALマイレージバンクに関するQ&A
日本航空株式会社(JAL) 特別旅客料金のご案内
全日本空輸株式会社(ANA)【国内線】1人で2席利用する場合、追加分の席はどのように購入すればよいですか。
全日本空輸株式会社(ANA) エクストラシート(お一人で2席以上の座席を使用されたいお客様)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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