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キャッシュレス決済は便利だけど、気をつけたい注意点

ファイナンシャルフィールド / 2019年11月26日 10時30分

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2019年10月1日の消費税10%への増税とともに導入された、政府の「キャッシュレス・ポイント還元事業」。対象店舗が指定するキャッシュレス方法で支払いをすると、買い物代金の2%または5%がポイントで還元されるというものです。   この制度をきっかけにキャッシュレス決済デビューした方も多いのではないでしょうか? 今回は家計管理の面からキャッシュレス決済の注意点についてお伝えします。  

クレジットカード払いは財布のひもが23%緩みやすくなる

キャッシュレス支払いと言えば、クレジットカードや電子マネー、デビットカードなどがありますが、キャッシュレス支払いは、現金の買い物のときと比べて、財布のひもが緩みやすくなるそうです。
 
精神科医のデビッド・クルーガー博士の『「お金」のシークレット』(三笠書房)によると、支払い方法がクレジットカードの場合は平均23%も支出が増えるそうです。
 
現金支払いの場合は、買い物をするたびにお財布から現金が減っていく感覚がありますが、キャッシュレス支払いは現金に触れたり見たりしませんので、どうしてもお金を使う感覚が薄れるのかもしれません。
 

プリペイド型電子マネーはチャージ金額に注意

電子マネーも、キャッシュレス支払いの方法の一つとして普及しています。
 
電子マネーは、お金をチャージして使う「プリペイドタイプ」と、利用した分だけ請求される「ポストペイタイプ」の2種類がありますが、プリペイド式の電子マネーを利用するときはチャージ金額に注意してください。
 
基本的にプリペイド式の電子マネーにチャージした金額は現金に戻すことができないからです(一部の交通系電子マネーは払い戻しが可能)。
 
もし一度に高額なチャージをしてしまった場合、その電子マネーが使えないお店での買い物は別の方法で支払いをすることになりますし、その電子マネーが使える店舗での買い物が増えることになります。
 
つまり、消費行動が制限されてしまうことにもつながります。電子マネーを利用するときは、一ヶ月単位で使う予定の金額のみをチャージするなど心がけましょう。
 

キャッシュレス決済別にメインブランドを決める

現在、クレジットカードや電子マネー、スマホ決済などキャッシュレスでの支払い方法は多種多様になっており、一番お得な方法も時期によって変わることもありますので、種類の多さに迷っている方もいるかもしれません。そんなときは、自分がメインで使うキャッシュレス決済を決めてみてはいかがでしょうか?
 
各社のキャンペーンに左右されるよりも、自分の中のメインのキャッシュレス決済手段を絞り(クレジットカードなら1~2枚、電子マネーも1~2枚)、自分のメインキャッシュレス手段が使える店舗はキャッシュレスで、使えない店舗は現金支払いにすることです。
 

まとめ

あくまでも買い物の主役は「自分」です。自分が把握できる範囲でキャッシュレス決済を使うようにしてみましょう。
 
執筆者:下田幸彦
ファイナンシャルプランナー(AFP)

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