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セルティック監督、審判に「無能」発言で2試合出場停止処分 クラブは「失望」声明発表

FOOTBALL ZONE / 2024年3月29日 8時24分

■ハーツ戦で審判に対して「本当に下手」などの発言をしていた

 セルティックは3月28日、SFA規律委員会による審問を受けたブレンダン・ロジャース監督において2試合出場停止処分が下されたことに対し、声明を発表した。

 クラブは公式SNSを通して「パネルの決定は受け入れるつもりだが、今日の公聴会の結果には明らかに失望しています。監督は今日(昨日)公聴会に出廷し、彼の弁護はしっかりと徹底して行われました。他の多くのクラブと同様に、私たちはスコットランドサッカーにおけるVARプロセスに関して最高の基準を求め続けていきます」と控訴はしない方針であることを明かしつつ、悲嘆した。

 セルティックのロジャース監督は次節31日に行われるリビングストン戦での欠場が決定しているものの、もう1試合はシーズン終了まで保留となるという。同監督は今月初めに行われたハーツ戦で0-2と敗れ、審判に対して「本当に下手」「無能」など不満を爆発させたとして、英公共放送「BBC」は「タインカッスルでのBBCのインタビュー中、ロジャース氏はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のジョン・ビートン氏の名前を2度挙げ、VAR介入により試合は『フィールド外で審判された』ことを意味していると述べた」と報道した。

 VAR介入の結果、ヤン・ヒョンジュンのイエローカードがレッドカードに変更。また、岩田智輝のファウルでPKも取られていた。

 指揮官は次節ベンチに入ることはできないが、4月7日に行われるレンジャーズとのダービーには復帰が可能。リビングストン戦ではキックオフの1時間前、ハーフタイムにもロッカールームへの立ち入りが禁止される。「BBC」は「さらに1試合の出場停止処分は、試合中の試合役員のパフォーマンスに関するコメントについてスコットランドサッカー連盟の規則にさらに違反した場合にのみ適用される」と伝えた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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