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北朝鮮は「全世界に恥をかいた」 罰金167万円に韓国指摘「FIFAも黙っていなかった」

FOOTBALL ZONE / 2024年4月3日 10時30分

■FIFAが4月2日に公式発表

 国際サッカー連盟(FIFA)は4月2日、没収試合扱いになった北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の日本代表対北朝鮮代表戦を巡り、北朝鮮に対して1万スイスフラン(約167万円)の罰金処分を下したことを発表した。これを韓国メディアは「北朝鮮の相次ぐ横暴にFIFAも黙っていなかった」と指摘した。

 北朝鮮は当初、26日に平壌で北中米W杯アジア2次予選を開催する運びとしていたが、同国の意向から直前で白紙に。3月のFIFA(国際サッカー連盟)デイズ(18日~26日)で中立国を含めた試合開催が困難になったため、中止になった。

 その後FIFA規律委員会は、北朝鮮側の一方的な自国開催返上を受け、没収試合で日本の3-0不戦勝となる決定を通知。さらなる処分として、北朝鮮サッカー協会に対し、1万スイスフランの罰金支払いを命じたことを公式サイトで発表した。

 これに「SPOTV」韓国版は「北朝鮮の相次ぐ横暴にFIFAも黙っていなかった」と報道。日本のなでしこジャパン(女子代表)も直前で平壌での試合が中止になったことに触れ「男女サッカー関係なく、ホームゲームを放棄している。没収試合で全世界に恥をかいた北朝鮮は1勝3敗勝ち点3でグループ3位にとどまった」と伝えた。

 さらに日本が平壌遠征に向けて準備を重ねていたことについても「見慣れない北朝鮮を訪問するために中国を経由する日程を、緊張感を持ちつつ急いでつくっていた」と同情した。

 なお日本はこの結果、アジア2次予選で4連勝。6月のミャンマー戦(6日/アウェー)、シリア戦(11日/広島)を残し、最終予選進出が決まっている。(FOOTBALL ZONE編集部)

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