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FC東京が加速、浦和は失速…「アツキが行けなかった」と監督悔やんだ明暗の分かれ目

FOOTBALL ZONE / 2024年4月4日 10時10分

■FC東京が2-1逆転勝ち、浦和は後半序盤の2失点が響く

 J1リーグ第6節のFC東京対浦和レッズは、後半序盤に逆転したホームチームが2-1で競り勝った。パリ五輪世代のFW荒木遼太郎、MF松木玖生が挙げたゴールで劣勢だった前半の流れを一変。敗れた浦和のペア・マティアス・ヘグモ監督はとりわけ、相手に流れを明け渡すことになった1失点目の場面を悔やんだ。

「1失点目は右サイドに十分な人数はいたが、シュートを打った選手(荒木)にアツキ(伊藤敦樹)が付いて行けなかった」。ヘグモ監督は試合後の会見で不満気な表情を浮かべた。後半に喫した2失点とも「良くなかった」と言いつつも、とりわけ悔やんだのが後半5分の同点被弾だったのだろう。

 自陣右サイドでDF酒井宏樹がFW俵積田晃太とマッチアップ。ここでボールを奪い切れず、大外からオーバーラップしたDFバングーナガンデ佳史扶へボールが渡った。酒井が追いすがるも進撃を阻めず、その瞬間にペナルティーエリア手前やや左側にはぽっかりとスペースが空いた。

「アツキが付いて行けなかった」とヘグモ監督が指摘したのがまさにこの場面。バングーナガンデからのクロスを荒木が受けた時点で対応は完全に後手に回っていた。6戦5発と好調の荒木が見せた抜け目ない動きも見事ながら、伊藤の対応にやや軽さが見えたのは否めなかった。

 荒木のゴールで流れはFC東京へ。そしてこの得点から8分後には松木が逆転ゴールを奪取。「前からガツガツ行けていたので、いいベースのところは変えずに、より球際のところはガツガツもっと行こうというのはハーフタイムにみんなと話した」(バングーナガンデ)と、チーム一体となり勢いを呼び込んだ勝利だった。

 その呼び水となったのが後半5分のゴール。浦和としては、後半立ち上がりの時間帯で隙を見せてしまったのは痛恨の極みで、この場面さえしっかり抑えていればまた違った展開になった可能性もあった。それだけに、指揮官が悔やんだのも無理はなかったとも言えそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部・橋本 啓 / Akira Hashimoto)

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