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U-23大岩ジャパン「優勝候補だ」 韓国警戒…大学生メンバーに注目「馴染みある名前」

FOOTBALL ZONE / 2024年4月6日 15時10分

■U-23アジアカップに向けメンバー発表、日本の戦力動向に注目

 大岩剛監督率いるU-23日本代表は、カタールで開幕するパリ五輪最終予選を兼ねたU-23アジアカップのメンバー23人を発表。グループ内のライバルとなる韓国の地元メディアも、5人の欧州組が含まれた戦力動向に注目し、「日本は今大会の強力な優勝候補だ」と警戒を強めている。

 パリ五輪のアジア出場国枠は「3.5」。4月15日に開幕するU-23アジアカップでは出場16か国が4グループに分かれ、各組の上位2か国が決勝トーナメントに進出し、そこから勝ち上がった上位3か国に五輪出場権が与えられる。なお、4位はアフリカ予選4位のギニアとのプレーオフに回る。

 日本はグループリーグで中国、アラブ首長国連邦(UAE)、韓国と対戦。実力国が集った厳しいグループとなるなか、国内組が主体となるメンバーにはGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)、DF内野貴史(デュッセルドルフ)、MF山本理仁、藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、MF佐藤恵允(ブレーメン)の欧州組5人が名を連ねた。

 そんななか、韓国紙「スポーツ朝鮮」は、ライバル日本の戦力動向に注目。「日本の最終メンバーが公開された。手強い」とし「UAEは年齢別代表チームの強豪に挙げられる。中国は現在ベールに包まれている。日本は自他ともに認める今大会の強力な優勝候補だ」とグループの勢力を分析した。

 最大のライバルとなる日本の戦力に関して、記事では欧州組5人が選ばれたことにフォーカスされるとともに、唯一の大学生として抜擢されたFW内野航太郎(筑波大)にも注目。昨年の杭州アジア大会決勝で韓国相手に先制ゴールを奪ったほか大学サッカー日韓定期戦(3月24日)でも2得点の活躍を見せて2-0勝利に導いたことから「韓国のファンにも比較的馴染みのある名前だ」と指摘。韓国を脅かす存在として捉えている。

 日本と韓国はグループ3戦目(22日)に激突。その韓国も当初は欧州組を4人招集していたが、クラブ側の事情によりセルティックMFヤン・ヒョンジュンの招集が白紙に。「海外派の派遣問題はまだ終わっていない」と、今後もそのほかの選手の招集を断られる可能性がゼロではないことから、苦悩する現状を伝えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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