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「遠藤に頼み込んで説得すべき」 去就報道が過熱…22歳日本人MFにリバプール専門メディアが注目

FOOTBALL ZONE / 2024年5月1日 9時30分

■スカウト訪問報道から欧州で注目度が急上昇

 デンマーク1部ブレンビーIFのMF鈴木唯人は、直近6試合で6ゴール4アシストと絶好調で欧州ビッグクラブからも注目を浴びている。現地時間4月28日のプレーオフ・グループA第5節ノアシェラン戦(1-1)で先制ゴールをマーク。リバプール専門メディア「Liverpool.com」は大々的に特集している。

 22歳の鈴木は昨夏、清水エスパルスからブレンビーへ4年契約で加入。昨年10月のリーグ第10節ビドゥビレIF戦(3-0)で移籍後初得点をマークすると、第13節ノアシェラン戦(2-1)で初スタメンを勝ち取り、徐々にプレータイムを伸ばしてきた。

 レギュラーシーズン最終戦となった第22節シルケボーIF戦(4-1)でハットトリックを達成すると、プレーオフラウンドでは4試合2得点4アシストの活躍でノアシェラン戦を迎えた。この一戦でもGKとの1対1を制して、ゴール左隅に流し込んで、直近6試合で6ゴール4アシストとした。

 絶好調の22歳MFはデンマークメディア「Bold.dk」によりマンチェスター・シティやリバプール、レアル・ソシエダ、アヤックスなど12クラブが視察に訪れたと報道された。これらを受け、リバプール専門メディアも反応。「Liverpool.com」は「リバプールのスカウト活動が暴露され、スポーツダイレクターが移籍を認める」と見出しを打って報道。ブレンビーのスポーツダイレクターが残留を望みつつも「移籍する可能性があると認めている」と去就が過熱している様子を伝えた。

 ユルゲン・クロップ監督が退院し、アルネ・スロット監督の就任で合意していると言われているリバプールは新シーズンに向けて夏の移籍市場で「補強が必要になる」と提言。すでに数名の名前が挙がっているなか、「日本人プレイメーカー鈴木唯人もその1人」とされた。

 同メディアの見解としては「鈴木は現時点ではリバプールでプレーする準備ができていないかもしれないが、それでも期待が持てる選手。もし彼の獲得をめぐって争いが起きるなら、リバプールはMF遠藤航に頼み込んで、U-23日本代表選手と連絡を取り、世界中のほかのチームではなくアンフィールドに来るよう説得すべきだ」と、将来性を期待した。

 U-23日本代表の中心としても五輪出場に期待が懸かる鈴木だけに、夏の移籍市場の注目から目が離せない。(FOOTBALL ZONE編集部)

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