日本の「五輪挑戦システム」に韓国感銘 長期の“育成強化プラン”を「受け入れる必要がある」
FOOTBALL ZONE / 2024年5月1日 12時10分
■日本は決勝へ進出も…韓国は準々決勝で敗退
大岩剛監督率いるU-23日本代表は、4月29日にアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップ準決勝のイラク戦に臨み、2-0の勝利で8大会連続の五輪出場を決めた。ウズベキスタンとの決勝に臨む大岩ジャパンについて、準々決勝でインドネシアに敗れた韓国は「五輪挑戦システム、日本サッカーは通じた」と育成方法を称賛した。
日本は前半28分、MF藤田譲瑠チマが最終ライン背後に落とす絶妙なボールを送るとFW細谷真大が反応して抜け出し、今度は左足のシュートモーションからターンして右足で流し込んだ。エースの2試合連続ゴールで先制した日本は、前半42分にDF大畑歩夢、藤田、FW荒木遼太郎と速いパスがつながり、最後は荒木がGKとの1対1を冷静に決めて2-0とリードしてハーフタイムへ入った。
後半はあとのないイラクが出足の鋭さを見せる立ち上がりになったが、日本は粘りの守備を見せる。このまま2-0で乗り切って勝利。8大会連続の五輪出場を決めた。
日本とウズベキスタンが五輪切符を獲得した一方で韓国は10大会連続出場ならず。そのなかで、韓国は日本の育成システムを「受け入れる必要がある」と指摘した。
韓国紙「京郷新聞」は「五輪挑戦システム、日本サッカーは通じた」と見出しを打って、23歳以下が出場できるアジア大会で21歳以下のチームで参加し、2年間経験を蓄積してU-23日本代表の力に結びついていると伝えた。
韓国も「『長期プラン』を立てるべき。韓国サッカーシステムの根本的な必要性が定期されている」と報道。アジア大会で優勝すれば兵役免除となるため問題は残されているものの、「年齢別代表チームの安定的な運営と発展のためには日本のシステムを受け入れる必要がある」と、そのプランに学ぶべき点があることを伝えていた。
準優勝したアジア大会メンバーで今回主力となっているのはDF関根⼤輝やMF佐藤恵允ら。世代として底上げしていく姿勢に感銘を受けたようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
U23がイラク撃破で8大会連続五輪出場決定! 攻守に見違えた大岩ジャパンに何があったのか
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月30日 15時10分
-
日本は「ドーハの惨事なかった」 韓国との明暗に母国注目「危機を克服した」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月30日 11時50分
-
JFA宮本会長「チームは生き物だと改めて感じた」 8大会連続の五輪出場を受けコメント発表
FOOTBALL ZONE / 2024年4月30日 9時39分
-
「韓国とは違う」 日本の“8大会連続”出場決定…記録ストップの母国悲嘆「格差を縮めた」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月30日 8時50分
-
日本が8大会連続で五輪出場! U-23アジア杯、決勝進出でウズベキスタンと対戦…森保監督も視察
FOOTBALL ZONE / 2024年4月30日 4時29分
ランキング
-
1楽天が“05年創設以来の屈辱” 21失点の大敗 球団ワースト2位 26失点に次ぐ記録
日テレNEWS NNN / 2024年5月21日 20時51分
-
2首位打者&OPS1位も…圏外に悲鳴「どういうこと?」 中間発表に賛否「意味わからん」
Full-Count / 2024年5月21日 16時46分
-
3【阪神】岡田監督「こっちが自滅やろ」と〝怒りモード〟 鯉打線の猛攻浴び11安打6失点
東スポWEB / 2024年5月21日 22時41分
-
4古紙回収に草取り…創部5年で部員急増 北九州で実現する“応援される”チームづくり
Full-Count / 2024年5月22日 7時50分
-
5巨人―中日戦 延長11回から突然実況アナ交代…ネット「珍しいね」「何があった?」など困惑の声
スポニチアネックス / 2024年5月21日 22時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください