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植木通彦 ちょっといい話 PGI開催初日のスペシャル配信、記念すべき初回ゲスト・熊谷直樹さん 現役時代にした激しいコース争いが強烈な思い出

zakzak by夕刊フジ / 2024年4月25日 11時0分

植木アンバサダーと共演する北海のまくり屋・熊谷さん(中)(夕刊フジ)

PGⅠ第25回マスターズチャンピオンに熱いご声援ありがとうございました。今回はJLC公式YouTube『植木通彦のボートレースウイークリー』解説者の熊谷直樹さんを紹介します。今年度からPGI開催初日にスペシャル配信されることになり、その記念すべき初回のゲストです。

熊谷直樹(59)北海道出身、56期SG優勝2回。

1985年東京・ボートレース多摩川でデビュー。SG・GⅠ中心に活躍しSG2冠などの実績を誇り21年に引退されました。引退後はボートレースの仕事はしないつもりだったそうですが、多摩川から引退記念の盾を贈られ恩返しを考えるようになったそうです。そのタイミングに私との対談企画があり、OBとして活動するきっかけの1つになったようです。

私の記憶ではあまり感情を表に出さずストイックにレースに向き合う印象でした。数多くの対戦の中でSG第10回グランプリ優勝戦が強烈な思い出です。私は5枠、6枠の熊谷さんは内よりのコースを取りに行く覚悟でのピットアウトでした。私はその熊谷さんの動きに体が反応して全く想定していなかった2コースに入りました。

熊谷さんは私のコース取りにびっくりされたようで想定外だったと話しています。熊谷さんは私が当日どのコースからスタート練習をしているかを把握したうえでのピットアウトですから私より内側に入れると思っていたそうです。私は練習もしたことのない助走距離で不安いっぱいでした。隣の熊谷さんまで意識する余裕はありません。想像を超える集中力のゾーンに入っていました。この話のてんまつはYouTubeでの対談をご視聴ください。

熊谷さんの解説は現役時代に基本的に内側をまくる気持ちでレースしておられたのでまくるレースが想定されるときにより力が入るように感じます。まくりはボートレースの醍醐味(だいごみ)といえますので熊谷節は視聴者の楽しみです。熊谷さんは5月に多摩川で開催されるSGボートレースダービーで準優勝戦、優勝戦を野添貴裕さん(69期)、山崎智也さん(71期)と解説されます。ご注目ください。また宮島ではGⅡレディースオールスターも開催されます。いい季節となりました。それぞれのボートレース場にぜひお立ち寄りください。

■植木通彦(うえき・みちひこ) 1968年4月26日福岡県生まれ。福岡県立博多青松高校卒。86年11月デビュー。2007年7月の引退までSG優勝10回を含む74回の優勝、公営競技初の年間獲得賞金2億円を達成したボートレース界のレジェンド。2018年、初代ボートレースアンバサダーに就任。テレビ『BOAT RACEプレミア』他、ネット放送、イベント、講演会で活躍中。『植木通彦オフィシャルブログ』でも発信。

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