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石破首相が「戦後最短の就任8日後」に解散強行 自公過半数割れも 2024年秋衆院選・政党別議席予測、松田馨氏が分析

zakzak by夕刊フジ / 2024年10月9日 11時30分

新興勢力では、山本太郎代表のれいわ新選組は、現有3議席から「5議席」。神谷宗幣代表の参政党は新たに「2議席」を得る可能性がある。松田氏は「保守・リベラル系、それぞれの新興勢力として統一地方選で地方議会に議席を獲得した。ネットも活用して存在感を増している」と語る。

ベストセラー作家の百田尚樹氏と、ジャーナリストの有本香氏が立ち上げた政治団体「日本保守党」は今回、河村たかし名古屋市長を小選挙区の愛知1区に擁立する。百田氏と有本氏も比例で出馬する。「小選挙区1、比例1で2議席」獲得の可能性があるという。

松田氏は「衆院東京15区補選などで、一定の票を獲得してきた。ユーチューブなどインターネットメディアを中心に関心が高く、保守系の票をさらに取り込めるかがカギだろう」と指摘する。

石破自民党が危機に瀕(ひん)するなか、野党も爆発的な伸びを欠く展開だが、松田氏は、今後の情勢をどうみるのか。

「自民党は、立憲民主党と日本維新の会の選挙区調整が難航するとの観測から、『野党に準備の隙を与えない』との判断で短期勝負に打って出たが、つまずいている。選挙は本来、相手の弱点を突くこと以上に『強み』で勝負しなければならない。石破首相の強みは熟議なのに、小手先で策を弄した。『ルールを守る。ウソをつかない。公正・正直』と言い続けた石破首相への失望につながっている。一方、立憲民主党も政権交代が期待される野党第一党ではなく『自民党批判の受け皿』にとどまっている。ただ、石破首相の今後の対応次第で、自民党への不信感はさらに広がり、深刻な事態を招く恐れは拭えない」

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