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〝遠隔洗脳と支配〟悪徳アイドルプロデューサーの毒牙 相談相手を外部に作らせず…絶えない女性の尊厳傷つける卑劣行為

zakzak by夕刊フジ / 2024年4月24日 6時30分

自身の会社に所属するアイドルで、当時17歳だった女子高校生にみだらな行為をしたとして、タレントマネジメント会社代表取締役の真田巧容疑者(40)が児童福祉法違反(淫行させる行為)の疑いで警視庁に逮捕された。まさに女性の尊厳を傷つける卑劣な犯行だが、自らの立場にかこつけて女性を毒牙にかける輩は後を絶たない。

調べに対し、真田容疑者は「欲望を抑えられず行為に及んだが、付き合っているつもりだった」と話しているというが、何をかいわんやだ。

真田容疑者はアイドルプロデューサーとしても活動しており、アイドルをしていた少女らにとっては絶対的な存在であったといえる。女子高校生は「言う通りにしないといけないと思った」と話しているという。

しかし、こんな話は氷山の一角だという。

「彼氏ができると仕事より彼氏を優先するようになるから、色恋支配しろよ。結婚するつもりだと主張すれば、法的にセーフだから。16歳以上ならOK」と悪びれずに話していたのは、大手芸能プロから独立したアイドルプロデューサーのX。

昨年の民法改正で女性の婚姻年齢が18歳に引き上げられたことすら知らず、時代錯誤の考えに固執している輩も少なくない。

一方、スマホが普及したことで、LINEで遠隔洗脳、支配する悪徳アイドルプロデューサーも増えているようだ。

「アイドル業務に集中するためという大義名分で、友人関係の断捨離をさせるケースも多いですね。相談相手を外部に作らせないようにして次第に洗脳支配。指示への不服従や秘密漏えいには罰金といった不当なペナルティーも課す。その愚痴の聴き役を部下のスタッフが担当するのは、ホストがチームプレーで女の子を支配するのと似ています」と音楽ディレクターは明かす。

「公私混同しているアイドルプロデューサーは少なくありません。アイドルプロデューサーの肩書がないと女性を口説けないようなモテない残念な連中は多いです。知人の人脈を自分の人脈であるかのように話をふくらませて、説得力ある噓をつくのです。スタジオで個別にボイトレをするといい、マイクが大き過ぎるから、オレのマイクで練習しようと口淫に持ち込むなんて、鬼畜の話も被害者女性から聞いたことあります。こうした輩が浄化されないと、まじめにやっている音楽プロデューサーも色眼鏡で見られてしまいますから心外です」とアイドルレーベルのプロデューサーは嘆く。

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