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23歳年下のアイドルに未練タラタラ…マネジメント会社社長の裏切りと身勝手

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月24日 9時26分

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写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 マネジメント会社の代表がアイドルプロデューサーという立場を悪用し、23歳年下の「商品」に手をつけていた。

 自身がプロデュースする女子高生アイドルにみだらな行為をしたとして、警視庁少年育成課は22日までに児童福祉法違反の疑いでタレントマネジメント会社の代表取締役、真田巧容疑者(40)を逮捕した。

 真田容疑者今年2月、アイドル活動を巡り、当時17歳だった少女から相談を受けたことをきっかけに交際を開始。ライブ活動で出張に同行した際、ホテルの1室で2人きりになり、少女と性行為に及んだ。それ以降もグラビア撮影会やライブ活動があると、大阪のホテルや東京の自宅で少女の体をもてあそんだ。

「真田は数多くの人気タレントを有し、アイドルグループが所属する芸能プロダクションからマネジメント業務を任され、メンバーと共に行動していた。出張の際には『オレもホテルを取るから』と言って、同じ宿泊先で近くの部屋を予約していた。グループがライブを終えると、少女を呼び出し、部屋に連れ込んでいた」(捜査事情通)

 真田容疑者は少女を特別扱い。「好きだ」「妻と別れるから付き合おう」と甘い言葉を囁き、「アイドルを卒業したら結婚しよう」とウソの結婚話を持ちかけ、恋愛感情を抱かせていた。

 不適切な関係がバレたのは、少女の父親からだ。

 SNSのやりとりを見た少女の父親が真田容疑者に連絡を取り、複数回話し合った。わいせつな行為が連想されるような内容だったことから、どういうつもりで付き合っているのか問いただした。それに対し、真田容疑者は「お嬢さんと別れるつもりはありません。妻とも別れません」と身勝手な主張を繰り返したため、父親が3月、警察に相談した。

「少女は真田が有名プロデューサーだったことから、『言う通りにしないといけない』と思い込まされていた。真田から言葉巧みに口説かれ、その言葉を信じていたが、妻と別れるつもりがないことを知り、遊ばれていたことに気づいた。『私は都合のいい女にされていたのだと思い、裏切られた気持ちでいっぱいです』と目が覚めた」(前出の捜査事情通)

 調べに対し、「欲望を抑えられずに行為に及んだ。自分には妻がいるが、付き合っているつもりで何度も会った。『性交をしている』と言うのなら、しているのだと思う」と供述している。

■本人は作曲、妻は作詞

 真田容疑者は岩手県出身。学生時代に「モーニング娘。」にハマり、アイドル好きになったという。上京後、バンド活動をしながらアイドルグループに曲を提供。女性アイドルユニットのマネジャーを務めていた妻と仕事現場で出会い、結婚した。本人は作曲、妻は作詞を手がけ、2人でアイドルグループのプロデュースを担当していた。

 真田容疑者は音楽関連サイトのインタビューで<0を1にするのが嫁で、1を100にするのが俺だから「ふたりでひとつ」って感じで今もやっています>と答えていた。

 商品に手をつけたとあっては、アイドルプロデューサーとしての信頼を失った。

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