1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

横浜M、ACL決勝進出も西野努氏の招聘が助っ人に悪影響も!? 禁断の〝引き抜き人事〟が現場に波紋…「欧州路線」に舵を切るか

zakzak by夕刊フジ / 2024年4月25日 13時14分

サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は24日、東地区の準決勝第2戦が行われ、初優勝を目指すJ1横浜Mが決勝進出を決めた。ホームの日産スタジアムで蔚山(韓国)に3―2で勝って2戦合計3―3とし、延長戦では決着がつかずPK戦を5―4で制した。

降りしきる雨の中で死闘を制した。第1戦はアウェーで0―1で敗れ、決勝進出には勝利が絶対条件。前半30分までに3点を先行した時点では楽勝ムードが漂ったが、35分にCKから1点を返され、39分にはDF上島が退場のうえ献上したPKも決められて瞬く間に合計スコアは振り出しに。以降は数的不利で守勢に回り、延長後半終了までしのぎ切った。

もっかチーム内では不穏な空気が漂っている。昨年末からフロントの一部では強化担当者として、J1浦和が15日に退任を発表した前テクニカルダイレクター(TD)の西野努氏(53)を招聘する動きがあり、今年7月にも正式に就任する運びとなった。禁断ともいえるシーズン中の引き抜き人事を、報道を通して初めて知った現場には波紋が広がった。

特に影響を受けそうなのが助っ人たちだ。「うちは年俸が高くなく、日本に合ったブラジル人選手を探して成功してきた」とクラブ関係者。この日も前線では2019、22年J1制覇の立役者で昨季得点王のアンデルソンロペスが、ヤンマテウス、エウベルとともに先発して攻撃を担い、後半からはDFエドゥアルドも投入され計4人のブラジル勢が出場した。

一方、西野氏はドイツやブラジルからの助っ人が中心だった浦和のスカウト網をポルトガル、ノルウェーなど欧州全域に拡大。横浜Mでも欧州路線に舵を切れば、この日奮闘したブラジル勢もお払い箱になりかねない。すでに本人たちの耳にも入り士気への影響も懸念されるなか、5月11、25日に行われるACL決勝までチーム一丸で戦えるか。 (久保武司)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください