“空白の6年”元燕助っ人を米称賛「ストーリーが素晴らしい」 米131年の歴史で初の偉業
Full-Count / 2024年4月25日 7時30分
■エンゼルス戦で6回途中無失点の好投…2016年以来、自身2860日ぶりの白星を挙げた
かつてヤクルトでもプレーしたオリオールズのアルバート・スアレス投手が22日(日本時間23日)、敵地でのエンゼルス戦で6回途中無失点の好投を見せ、自身2860日ぶりの白星を挙げた。7年ぶりにメジャー復帰した34歳の右腕は、今季初登板となった17日(同18日)のツインズ戦でも6回途中無失点と好投。米記者によると、5年以上のブランクがある選手で、復帰後2度の登板それぞれで5回以上を投げて無失点だった投手は1893年以降、131年間で初めてだという。
2019~2021年までヤクルトでプレーした右腕がメジャーの歴史に名を刻んだ。今季3勝0敗と抜群の安定感を誇っていたエンゼルスのリード・デトマーズ投手を相手に好投を見せ、5回2/3を4安打5奪三振、無失点の内容でルーキーイヤーだった2016年6月23日(同24日)以来、実に8年ぶりとなる白星をつかんだ。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者はスアレスの投球を受けて、X(旧ツイッター)を更新。「アルバート・スアレスは、1893年にマウンドが現在の距離になって以来、5年以上MLBから遠ざかっていた後、最初の2登板のそれぞれで5回以上を投げて無失点に抑えた最初の投手です」と言及した。
131年間で初めてとなる偉業に対し、SNSでは「5年登板なしの後、5イニング以上の登板を2度した投手が何人いるだろうか? それだけでもかなりの偉業に思える!」「彼のストーリーは素晴らしい。それに彼の投球はクオリティが高い!」「すごく具体的なスタッツのように思うけど、うん、いいね」「ビューティフル」「彼のオリオールズでのキャリアは、素晴らしいスタートとなったね」と称賛の声が相次いだ。
ヤクルトでは3年間プレーし、40試合の登板で10勝8敗1セーブ3ホールド、防御率3.00を記録した右腕。長いブランクを経て再びメジャーのマウンドに戻ってきた34歳が米国に驚きを与えている。(Full-Count編集部)
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