元阪神助っ人、忘れぬ屈辱「2位がジャイアンツでしょ?」 今も欠かさぬ“順位チェック”
Full-Count / 2024年5月7日 7時20分
■元阪神のジョンソン…ブレーブスは「日本語を話せる人がいない」
日本を離れてから5年が経っても、一度宿った猛虎魂が消えることはなかった。5日(日本時間6日)の敵地・ドジャース戦で、ブレーブスのクラブハウスで遭遇した元阪神のピアース・ジョンソン投手に話しかけられた。「お久しぶりです」。流ちょうな日本語は健在だった。
記者にとってはロッキーズ時代の昨年以来、1年ぶりの再会だった。「虎」の文字が入った記者の名刺を見せた甲斐があったのか、覚えているようだった。話題はすぐに阪神のことに。阪神は4日(同5日)の時点で16勝11敗でリーグ首位に立っている。
記者が「阪神は去年日本一に輝いて、今年もリーグ首位に立っているよ」と伝えると、もちろん知っているという表情。それ以上に気になるのはライバルの存在。「ジャイアンツが2位でしょ?」と問いかけてきた。思えば、昨年も「巨人ファンは『アッチイケ』」と話していた。ジョンソンがNPBに在籍していた2019年は10勝15敗と巨人に負け越し、リーグ優勝も譲った。あの悔しさを今でも覚えている。
2018年12月に阪神と契約。2019年には58試合に登板し、40ホールド、防御率1.38という好成績をマークし、再びメジャーの舞台に返り咲いた。その後はパドレス、ロッキーズ、そして昨年トレードでブレーブスに移籍。3球団を渡り歩いた。
わずか1年の在籍でも沢山の日本語を覚えている。「ありがとう」「元気してますか?」「またね」。パドレス時代はダルビッシュ有投手、ロッキーズ時代は日本人トレーナーが在籍していたが「ここには日本語を話せる人がいないんだ」。日本語が使えなくて残念そうにする助っ人はそういないだろう。
今季は4日(同5日)に右肘の張りで15日間の負傷者リスト(IL)入り。13登板で2勝1敗、防御率3.00をマークしながら無念の離脱となった。それでも「すぐに戻ってくるよ」と笑顔。猛虎魂を胸に持ってメジャーでも腕を振る。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
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