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元WBC米国監督が大谷のMVPを猛プッシュ「私は味方」 強調する“ライバル”との「決定的な差」

Full-Count / 2024年9月5日 16時0分

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

■2023年WBCで米国代表を指揮…マーク・デローサ氏が評価した盗塁数

 ドジャースの大谷翔平投手は今季、4日(日本時間5日)終了時点で打率.290、44本塁打、99打点、46盗塁をマーク。史上初の「44発&46盗塁(44-46)」をマークし、「50-50」到達も現実味を帯びている。自身2年連続3度目のMVP受賞へ期待が高まる中、昨年のWBCで米国代表を率いたマーク・デローサ氏が“猛プッシュ”。“対抗馬”とされているフランシスコ・リンドーア内野手(メッツ)との「決定的な差」を強調した。

 デローサ氏は、米放送局「MLBネットワーク」の番組「MLBセントラル」に出演。番組内で大谷とリンドーアが比較される中、司会のローレン・シェハディ氏に「守備をしていないが盗塁があるからオオタニがMVP、というのがあなたの答えなのよね?」と問われ、「ああ。私はWARを理解するのに苦労しているよ。つまり、走塁が評価されるのはとても難しい」と説明し、こう続けた。

「チームメートとして最も利他的なことは、素晴らしいベースランナーになれること。盗塁が(大谷と)20も差が開いているということは、MVPを勝ち取るという点では決定的な差だ。私はオオタニの味方。彼はユニコーンだ。野球界で活躍する最も才能のある選手だ」。リンドーアの盗塁数は26。盗塁数の差がチームへの貢献に表れていると主張する。

 ただ、「リンドーアがこの20試合くらい好調を維持してあと5~7本塁打を打てば、彼をMVPと思わないほうが難しい。メッツを率いてポストシーズンに導き、オオタニが2階で自分の最後のスイングのビデオを見ている間も、毎日ショートとしてプレーすれば。どうだろうね、議論されるべき事だと思う」とも述べている。

 2021年に10年総額3億4100万ドル(約490億円)でメッツに加入したリンドーアは打率.274、30本塁打、OPS.844をマーク。米データサイト「ベースボール・リファレンス」が算出するWARは6.4。打撃だけで7.1を稼いでいる大谷に次いでリーグ2位となっている。

 デローサ氏は昨年、大谷のMVPには否定的な見解を示した。昨年9月に同番組に出演した際に「最高の成績=MVPという考え方は違うと思う。皆さんは『エンゼルスでプレーしているから、彼のせいではない』と言うかもしれないが、チームは低迷している」と持論を展開した。しかし、今季は首位を走るドジャースの中心選手として活躍。「フォア・ザ・チーム」を貫きチームを牽引する大谷を推している。

 デローサ氏の考えにファンは続々反応。「リンドーアはDHよりはるかに価値がある」「50-50なら議論に及ばない」「リンドーアは毎日攻撃と守備でプレーしている」「もうこの議論やめない?」「走塁=盗塁、ではない」「不毛な議論、オオタニが確実」「リンドーアがDHなら、50-50いっていたと思う」と様々な意見が寄せられている。(Full-Count編集部)

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