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【48時間で制作】映画『鼻歌』が国際賞受賞、那須アワードにもノミネート

ガジェット通信 / 2016年10月7日 3時30分

脚本づくりから完成まで、たったの48時間で制作された短編映画『鼻歌』が米・カリフォルニア州ラ・ホーヤで開催されている国際短編映画コンペティション”BEST SHORTS COMPETITION”で”AWARD OF MERIT”に選出された。

今年で5年目を迎える同コンペは、世界40ヵ国を超える国々で制作された短編映画の中から、優れた作品を選出して紹介することを主眼に開催されており、2014年の受賞作”Mr Hublot”(邦題『ミスター・ウブロと子犬』)は、同年の米・アカデミー賞で短編アニメ賞を受賞している。

48時間で制作され、カンヌでも上映された『鼻歌』

今回受賞が発表された映画『鼻歌』は、お題が出てから48時間以内に映画を制作し世界130ヵ国で競い合う、48Hour Film Project (通称『48時間映画祭』)の第1回東京大会で、最優秀作品賞・監督賞・楽曲賞など6部門を受賞し米・アトランタでの世界大会、第69回カンヌ国際映画祭でも上映された作品。「純日本映画を世界へ」をコンセプトに、情緒溢れる銭湯を舞台にさすらいのトランペット吹きと謎の”鼻歌少女”の顔の見えない交流が描かれている。

同作品の監督は、大河ドラマ『真田丸』のオープニング映像等を手がける佃尚能、主演は『るろうに剣心 京都大火編』等に出演する尾関伸嗣。ノスタルジックな日本情緒と、鼻歌をモチーフにした音楽面で高い評価を得ており、韓国を始めとする海外映画祭からの上映オファーも多いと言う。今回の受賞で国内外通算9冠となる。

那須国際短編映画祭でもノミネート、国内4ヵ所で上映予定

『鼻歌』は今週末10月8日(土)に開催される『夜空と交差する森の映画祭』『南房総さざなみ映画祭』の他、『那須国際短編映画祭』にもノミネートされており、12月には都内開催の映画祭でもラインナップ入りしているそうだ。『鼻歌』だけでなく、インディーズならではの味わい深い短編作品の数々を皆さんにも是非、ご堪能頂きたい。

◆ 映画『鼻歌』ホームページ

◆ 画像・動画提供:映画「鼻歌」制作委員会

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(執筆者: 荏谷美幸) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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