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【生放送レポート】視聴者大満足! 濃~いゲストでお届けしたKORG『kaossilator 2』『mini kaoss pad 2』セッション生放送

ガジェット通信 / 2012年3月26日 20時0分

【生放送レポート】濃~いゲストでお届けしたKORG『kaossilator 2』『mini kaoss pad 2』セッション生放送
コアなKORGファンに好評だった前回の『KAOSS』シリーズの歴史を語る放送に続いて、濃~いゲストたちを迎え、KORGの新商品をいち早く使ってセッションする『ニコニコ生放送』が3月14日(水)に行われた。
コルグの新商品『kaossilator 2』『mini kaoss pad 2』は楽器ができない人でも直感的に音楽が作れる・楽しめる製品。今回製品に初めて触る人がほとんどという中、短い生放送時間でセッションが本当にできるのか。
すべての写真をごらんになりたい方はこちらからどうぞ
セッションを行うということで、集まっていただいたのはこちら方々。
KORGチーム
KORGからはこれら新製品の商品企画担当 坂巻匡彦さん、そして初代『KAOSSPAD』などの商品企画担当 栗原徹さん、新製品のソフトウェア開発担当エンジニア 斉田一樹さん。
ミュージシャンチーム
ミュージシャンチームとして、新製品の公式デモ動画にも出演され、『特命戦隊ゴーバスターズ』の主題歌の作曲などを手がけているkoishistyleこと大石憲一郎さん、ニンテンドーDS用ミュージックワークステーション『KORG M01』の製作をした佐野電磁さん、ブリトニー・スピアーズやCHARAなど数多くのメジャーアーティストのレコーディングに参加しているサウンドエンジニアyasuこと山口泰さん。
ユーザーチーム
一般ユーザーチームは『ニコニコ生放送』の生主(放送ユーザー)で世界を放浪するイラストレーターFlowsha(ふろうしゃ)さん、同じく生主にゃんぴょうさん、「見に来ていいよ」と言われて出演することになったサラリーマン田中さん。
まずKORGより新製品『kaossilator2』『mini kaoss pad 2』の解説。前回は商品企画の坂巻さんを中心に説明をしていただいたが、今回は坂巻さんがエンジニアの斉田さんを指名。これはなかなかレアな機会とのこと。
KORG開発斉田さん
●新製品『kaossilator2』解説
エンジニア斉田さんの最初の解説は「kaosslator2は楽器です」と、すばらしくシンプルな情報情報。これが基本。パッドを触って音を出しながら、録音機能やクロスフェーダー、アルペジェーターのパターンなどを説明。独特の語り口が奇妙に面白い。そこに佐野電磁さんがキャラ全開でつっこみを入れる。
KORG坂巻さんと斉田さん
基本的な説明を斉田さんが行い、時々、坂巻さんが補足。坂巻さんからは「キーとスケールの組み合わせで不調和音になってしまう、出してはいけない音を、『Kaosslator2』は間引いている」そんな、直感的な演奏をしても、いい感じの音楽ができてしまう秘密や「ブルースの曲かけ、その曲にテンポ合わせてマイナーブルースでトランペット音で演奏するとトランペットソロを弾けちゃう」など、かなり高度な使い方も。これはちょっとやってみたい。
マイク機能の説明で「誰も予想していないことを言って」「Siriっぽく言って」そんな周りのむちゃぶりに斉田さんが『kaossilator 2』に向かって言ったのは……「昨日の夕飯はからあげでした」。
これは……誰も予想していなかった。音を重ね、あっという間に“からあげハウス”が。視聴者大ウケ。「からあげ買いに行ってくる」というコメントも。「お見せしてもしょうがないな」と言いながらの「No Card」の説明もかなり面白かった。
●『mini kaoss pad 2』の解説
斉田さんの最初の解説は「mini kaoss pad 2はエフェクターです」やはり……ここが基本。
『mini kaoss pad 2』はエフェクトやフィルター、ルーパーがなどができ、mp3プレイヤーとしても使える。スピードを速くしたり遅くしたり、再生しながらDJっぽいこともできるとのこと。
mini kaoss pad 2
そしてボコーダー機能の説明で斉田さんが言ったのは……「一昨日の夕飯は家二郎でした」。ちなみに“家二郎”とは家で二郎を作ることだそうだ。再び視聴者大ウケ。
説明する斉田さん
その後も使いやすいと言われているルーパー機能、ブレイク系に力を入れているとのこと、ディレイは声にもかけられるなど、実際に操作しながら説明。『mini kaoss pad 2』が2台あればけっこうしっかりとDJができる。『kaossilator2』と『mini kaoss pad 2』があれば、自分が作った音を更に変化させてカッコイイ音楽を作れてしまう。どちらを買うか悩ましい。
●セッションタイム1回目
そしていよいよセッションタイム。
セッション坂巻&斉田
1回目のセッションは、まず製品に慣れているKORGの坂巻さんと斉田さん。まずBPMとキーを決める。セッションする時はここをまず合わせておくことがポイント。今回はBPM120、キーはC。どんどんと音を変化させながら、かっこいい音を作っていく二人、さすがに慣れていらっしゃる。そこへ佐野電磁さんがおもむろに「斉田1ポイント!」「坂巻1ポイント」と点数をつけはじめ、“坂巻 VS 斉田”バトルに。
坂巻VS斉田
途中からテンポを140に上げ、セッションを続ける。タイムストレッチ機能が入っているのでテンポを変更しても調整してくれる。セッションに佐野電磁さんが解説をつけてくれるのでわかりやすく面白い。「昨日の晩ごはんがボイスでのると~」という佐野電磁さんの声かけに「唐揚げ」と斉田さん。会場も視聴者も一気に盛り上がり最初のセッションは終了。
1回目の演奏が終わってトーク中に突然の地震。しばし放送が中断されたが、再開。
●セッション2回目
セッション2回目
2回目のセッションは、いよいよこの製品を触ったことがないゲストの方々に参加してもらう。佐野電磁さんとにゃんぴょうさん、田中さん、Flowshaさん、そして触ったことはあるがkoishistyleさんでスタート。今度はテンポ110で。リズム系はにゃんぴょうさん。リズム系の担当を決めておくとセッションがしやすいそうだ。
佐野電磁さんは、先ほどのトーク中に「これ2つ買うとカバーを入れ替えれるんです。かわいー」と『kaossilator2』『mini kaoss pad 2』のカバーを交換。自分でやっておいて「これは『kaossilator2』じゃない。そしてこれは『mini kaoss pad 2』じゃない」とかなり混乱しながら演奏。坂巻さんより「ディスプレーの文字が黄色いのが『kaossilator2』、白いのが『mini kaoss pad 2』とヒントが。結局カバーをもとに戻すことに。
混乱する佐野電磁さん
素人サラリーマン田中さんのアシッドベースが入り、トランペットも。解説は坂巻さん。「混ざりたいー」「楽しそう」というコメントが流れる中、盛り上げた後フェードアウトして2回目のセッションが終了。
「初見のみなさんがどのくらいできるのか心配だったけど、すごい良かった」と坂巻さんはちょっと興奮ぎみ。
●セッション3回目
3回目のセッションはKORGの他の製品を絡めての演奏。
monotribeを説明する坂巻さん
まずはアナログシンセサイザー群から。アナログの音は味があって太く、比較してみると違いが分かる。高くて手にいれづらいアナログシンセサイザー を手に入れやすい価格で提供しようと作った製品が『monotribe』とのこと。実際に音を出して確認。続いて同じくアナログシンセサイザー『monotron』昨年の冬に発売されたドレミファソラシドひけるようになり、より過激なサウンドが出せるようになった兄弟機『monotron DUO』とディレイがかかり効果音などに使える製品『monotron DELAY』も音を出しながら解説。『monotron』系は全て定価4935円と破格の安さだ。
次に、パーカッションシンセサイザー『WAVEDRUM』を栗原さんが説明。この製品は皮の音をセンサーで拾って音を作っているそうだ。100種類の音を出すことができる、手でたたいてもいいしマレットなどでたたいてもいい。打面とリム(へり)で音を変えて使え、たたく強さで音色を変えることもできる。これは欲しい。そして『WAVEDRUM mini』。『WAVEDRUM』をよりカジュアルに使えるようにと作られた製品で、こちらも100種類の音があり、たたく強さで出る音を変えることができる。特徴的なのはクリップがついていて、ペットボトルやテーブルにクリップをはさむことによって、何でも楽器にすることができる。クリップとパッドで違う音を出せるので二人で演奏も可能。実際にテーブルにクリップをはさみ、「おまえテーブルね」「またテーブルかよ」とみんなでテーブルをたたいて盛り上がりながら解説。みんなで楽しめるところがかなりいい。
そこで佐野電磁さんが『ニンテンドーDS』を取り出し「ニンテンドーDS用ソフト『KORG M01』。これひとつだけで立派な音楽がいとも簡単に作ることが可能でございます」と自社の製品をいきなり販促。コメントでは電磁コールが。
みんなでセッション
紹介したこれらの製品を使ってセッションを行うということで、テンポと担当決め。BPMは133。坂巻さん、斉田さん、田中さん、にゃんぴょうさんは新製品。Flowshaさんはモノトライブ。『WAVEDRUM mini』とテーブルはkoishistyleさん、『WAVEDRUM』は栗原さん、佐野電磁さんは『KORG M01』そしてサウンド調整はyasuさん。出演者全員でのセッションが開始された。これだけ大人数でうまくセッションができるのか。自然に演奏スタート。最初は荒い感じだったが音楽がだんだんまとまってくる。演奏者はみんな純粋に楽しそう。「ミキサーの威力やべぇ」「混じりたい」「楽しそう」「かっこいい」などコメントが盛り上げてくれる。そしてこんなに大人数でのセッションだったが、ちゃんと終了。すごい!
●セッション4回目
司会が総評に入ろうというところで、「まだちょっとやり足りないんですけど」と坂巻さん。坂巻さんがおっしゃるならと、テンポとスケールを変更して、もう一回やることに。最後はCメジャーペンタ、テンポは斉田さんが好きな133で。ドラムは斉田さん、そこにみんなが参加していく形のセッション。「音がめちゃめちゃなのに成立しちゃっているところがすごいですね」と坂巻さん。
セッション中の坂巻さんと斉田さん
「モニターの前のあなたもメジャーペンタのC133で一緒にセッションしてください」というにゃんぴょうさんのコメントに、視聴者がどんどんこたえる。「じゃ俺monotribe」「おまえらはテーブルな!」「じゃあ俺はikaossilator」「M01立ち上げた!」「iELECTRIBEで参戦」「KM-402で参戦」「やべぇおれもセッション中www」「テーブルたたいてます」などのコメントが続々。出演者と視聴者が一体化した名実ともにカオスなセッションに。
テーブルとDRUM
「このサークル理想だわwww」「こんな老人ホームなら映画化決定だな」「召喚の儀式だな」「こういう生放送やってるコミュとかないんかね」「タブラもかっこいいい」など更にコメントも盛り上がり、最後のセッションも終了。
「よかったーなんとかなって」「まとまるものですね」「すばらしいですね」「なぞのサークルみたいですね」「大学生になったらこういうサークル作りたいという話もありましたね」「もてなそうですね」と出演者たちも大盛り上がり。
セッション終了
●今日の生放送の感想
出演者の皆さんにこの日の感想をきいた。
・KORG 坂巻匡彦さん
作っているときに2人とか3人で一緒に音をだ出すことはあったんですけど、なかなかこの人数でいろんな楽器を組み合わせてやることがなかったので、結構緊張していたんですよね。時間もなくてあんまり準備できなかったんで。でもここまでばっちりいって、すごい安心したのと同時に製品もポテンシャルが見えた感じがして、うれしかったです。
・KORG 斉田一樹さん
私は開発ということでこの製品(『kaossilator 2』『mini kaoss pad 2』)を作っていました。これから世の中に出ていくので、今度はみなさんがこれらの使い方を開発してくれるようになるのかなと思って、楽しみにしています。
・サラリーマン 田中さん
今日本当に初めて触ったんですけど、初めてでも簡単にそれなりの音が出すことができて、とても楽しく過ごせました。発売されたらぜひ買いたいなと思っています。
・生主 にゃんぴょうさん
正直なところどうなんだろうと思っていたですけど、触り出すと止まりませんね。めっちゃ楽しかったです。すごい音が良かったのにびっくりしました。メーカーさんの人たちが思いがけないような使い方を見つけられたらいいなと思いました。楽しかったです。
・佐野電磁さん
佐野電磁でございます。正直いうとですね、できのいいものを見ると若干悔しいんですよね。皆さんウェブですと伝わりづらいらしいんですけど、色味がポップなので、ぜひ現物も見ていただきたい。坂巻さんが特に力を入れたという色味にご注目ということで、みなさんぜひ! これは『kaossilator2』じゃないじゃないですね。大変たのしかったです。ごちそうさまでした。
・Flowshaさん
もともと絵を描く方の専門で色々やっていて、去年iPadを買ってから『iElectolibe』というKORGさんのソフトウェアを皮切りに音楽に入った人間なんですけど、もともと音楽がぜんぜんできなくても間口が広いというか、初心者がやさしく入れるというところが魅力で、そこからどんどんやるようになったんですね。絵だけじゃなくて音楽という方の表現も、これからKORGさんのガジェットを使ってやっていけたらと思っています。今年の冬からインドに行きます。『ニコ生』もインド配信しますんで、末永いおつきあいをお願いいたします。
・yasu(山口泰)さん
今日は開発者の方とお会いできてすごいよかったなと思いました。現場でレコーディングにアーティストが使うKORGの製品があるんですけど、開発者もすごいアーティストなんだなと思ってうれしかったです。
・koishistyle(大石憲一郎)さん
楽しかったです。ありがとうございます。ほんとこんな小さいもので指一本でああいうものができてしまうと割と立場がないんですけどね。デモの動画を作るときにお借りして触らせていただいていただいたんですけど、できるのかなと思っていたけどやってるとなんかできる、考える前に触る、そういうプリミティブな楽器としての楽しみがあっていいなと思いました。このへんのKORG製品面白いんですよね。
・KORG 栗原徹さん
斉田くんのしゃべりもすごくおもしろかったんで、佐野さんもどういうふうにいじればいいかと、今日すごく今までにないパターンがおわかりいただけてよかったんじゃないかなと。ある意味、坂巻さんはやっぱりスムーズすぎるんですね。だからマニアとしてはやっぱりそういうのじゃなくて斉田さん押しで。製品がテーブルにガーッと並んでいるのを見るとガジェット通信にふさわしい、このとっちらかった感じが楽しかった証拠ということで、どうもありがとうございました。
放送の最後にPR担当の山藤さんから視聴者プレゼントのお知らせ。なんと! 新製品『kaossilator2』『mini kaoss pad 2』プレゼント(募集は終わりました)。
●驚きのアンケート結果
「おもしろかった」「すごいよかった」「たのしかった」「笑いが止まらん、電磁のせいでw」「唐揚げ予約した」「またやってください」「ニコ動にもあげてー」「またこういうの見たいね」など視聴者の温かいお言葉が続く中、実施した放送についてのアンケートで驚きの結果が!
アンケート結果
本日の放送はいかがでしたか?
1:とても良かった 92.6%
2:良かった 7.4%
3:まあまあ良かった 0%
4:良くなかった 0%
筆者は「3」と「4」が0という結果を見るのは初めて。KORG製品を愛している人たちが見てくれていたと思うのだが、最後のこの結果を見て、出演者たちも大盛り上がりだった。
おつかれさま
・新製品!KORG『カオシレー​ター2』を使ってみんなでセッ​ションしちゃうぞ生放送!『ニコニコ生放送』
http://live.nicovideo.jp/watch/lv83414257
・KORG製品情報『kaossilator 2』
http://www.korg.co.jp/Product/Dance/kaossilator2/
・KORG製品情報『mini kaoss pad 2』
http://www.korg.co.jp/Product/Dance/minikaosspad2/


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