リットーミュージックの音楽専門誌『サンレコ』『ドラム・マガジン』が編集スタッフを募集中。現場のスタッフに天国と地獄を聞いてみた!
ガジェット通信 / 2017年12月11日 15時30分
こんにちは、リットーミュージックと立東舎の広報です。今リットーミュージックでは、音楽専門誌『サウンド&レコーディング・マガジン』(通称サンレコ)と『リズム&ドラム・マガジン』(通称ドラマガ)の編集スタッフを募集しています。まずは簡単に雑誌紹介!
『サウンド&レコーディング・マガジン』ってこんな雑誌
1981年創刊の月刊誌。サウンド・クリエイター達のための唯一の本格的専門誌。PAやレコーディングをはじめ、コンピュータ、MIDIなどの最新情報や詳細なノウハウを提供します。
『リズム&ドラム・マガジン』ってこんな雑誌
1982年創刊の月刊誌。ドラマー&パーカッショニストのための日本で唯一の専門誌。最新ハード情報、リズム分析&セミナー、トップ・ドラマーのインタビューなど、リズムに関するすべてを網羅します。
実際に編集スタッフにインタビューしてみた!
「編集に興味はあるけど、どんな編集部かちょっと不安…」と思っている人もいるかもしれません。そこで今回は、現在現場で活躍中の『サンレコ』辻さん、『ドラマガ』松本さんのお二人にインタビューを実施しました!
『サンレコ』の中堅スタッフと、『ドラマガ』の若手スタッフが答えてくれた
ーーーサンレコ歴、ドラマガ歴と、入った経緯を教えてください。
サンレコ辻 今年で7年目になります。実は僕はグループ会社であるITの専門出版社インプレスに新卒採用で入社して、ニュースサイト『Impress Watch』の広告営業を担当していました。当時からハードウェア・シーケンサーなどを使った音楽制作をしていたのを僕の上司が覚えていてくれて…で、たまたまその上司が当時の『サンレコ』編集長からスタッフ募集の話を聞いて、「行きたい?」と言ってくれたんです。もともと編集がやりたくて出版社に入社したので、もちろん即答しました。
ーーー若手代表、25歳の『ドラマガ』松本さんはいかがですか?
ドラマガ松本 僕はまだ『ドラマガ』歴2年弱です。転職組で、前職は食品系の会社でヨーグルト作ってました! 自分がドラムを叩くことが好きだったし、まわりにプロを目指してバンド活動をしている友人も多かったので、「自分も好きなことを仕事にしたい」という気持ちを徐々に抑えられなくなったんです。だから特に募集もなかったのですが、あるときリットーミュージックに問い合わせてみたんです。そしたら「冬に募集するかもしれない」という情報をこっそり教えてもらって…(笑)。半年待って、ちゃんと応募しました。
ーーーではお二人とも雑誌の編集は未経験だった、と。
サンレコ辻 営業とまた違って、特に『サンレコ』の編集は職人の世界だなと思いました。まるで徒弟制度のような。編集長が師匠、親方様のような存在で、自分は見習い(笑)。僕はラッキーなことに2人の編集長の『サンレコ』を経験しているのですが、國崎元編集長からロジカルなページ作りを、2014年以降は篠崎現編集長からページに色気を持たせることを学びました。面白いもので、編集長によって自分の作るページのカラーも大きく変わるんですよね。
ドラマガ松本 僕は読者の立場でしか『ドラマガ』を知らなかったけど、こういうことも編集の仕事なんだー!と驚きの連続でした。最初の仕事はアーティストインタビューの「テープおこし」。先輩が取材で録音してきたデータをパソコンで入力していく作業のことなのですが、その時初めて「テープおこし」って言葉を知りましたね。機材撮影やライブレポートに行く先輩に同行しながら勉強していきましたが、独りで取材に行ったのは、入って4〜5か月後だったかな。すごく緊張してたのを今でもよく覚えています。
隠したってしょうがないので、正直に言います!雑誌編集者の「天国」と「地獄」
ーーー音楽好きには天国のような仕事のように思われることが多いようですが、まずは「天国」の面を思いっきりアピールしてもらえますか?
サンレコ辻 やっぱり熱心に音楽を制作をしている人たちが『サンレコ』を読んでくれてるということ、そんな人たちに向けてコンテンツを提供する仕事ができるというのは、僕にとって本当に天国ですよ。さらに『サンレコ』は36年の歴史があることもあり、音楽業界の人たちやアーティストの中にもファンが多く、厚い信頼&支持をいただいています。なので、取材オファーやインタビューなど、さまざまな仕事がスムーズに進めやすいのです。ということも含めて全て、天国だと感じています。
ドラマガ松本 僕の場合は、やっぱりアーティストに会えたり、いち早く新曲を聴けたり、ライブを観れたり! 音楽を聴きながら仕事をしても怒られませんし(*注:仕事です)。『ドラマガ』編集部に入ってドラム技術が上がったかというと正直「???」ですが、知識は格段に増えましたね!
ーーーでは次に、雑誌編集者の「地獄」の面も正直に教えてください!
サンレコ辻 文章を書くこと。仕上がったときは嬉しいけど、書いてる最中は本当に地獄(笑)。特に最近は、僕自身、書くレベルが上がってきているなという自負があるんです。去年より今年、先月より今月、絶対に前より良い文章を書いてやるんだと思って取り組んでいるので、自分に対してのハードルもどんどん上がっていくじゃないですか。常に自分をアップデートしていきたいから頑張るんですが、それがしんどくてしんどくて堪らくなる時がある。本気で窒息しそうになるんですよ(笑)。
ドラマガ松本 すごい…。僕は当たり前ですけど、締め切り前には当然会社にいる時間が長くなってくるので、単純に余裕がなくなってしまいます。『ドラマガ』は月刊誌なので、ひと月の中でサイクルがあって、忙しい時と比較的ゆっくりしている時とがあるのですが、締め切り1週間前くらいからはプライベートの予定は入れないようにしているかな(笑)。
ーーーこれまでで一番記憶に残っている仕事は?
サンレコ辻 『サンレコ2014年8月号』で、創刊400号を記念した大特集を組んだんです。その大特集の120ページあまりを、篠崎編集長と松本副編集長、そして僕の3人で担当しました。尊敬する先輩方と一緒に大きな仕事させてもらえたのがとても嬉しかったし、見習い期間をようやく卒業できたなと、自分でも感じましたね。
ーーー仕事でもプライベートでも、今、興味があることを教えてください。
サンレコ辻 週に2〜3、多い時は4回くらいDJイベントに行っているのですが、海外旅行に出かけても必ず現地のクラブをまわるくらいです。ディープハウスが大好きなので、個人的にも音源制作しています。
ドラマガ松本 僕は人が好きなんです。今25歳なんですが、特に同世代のアーティストへのインタビューは面白いなって感じています。もちろんベテランもですけど。機会があればザ・ルーツのクエストラブにぜひインタビューしてみたいですね!
オフィスはタワービルの22階!眺望最高!
ーーーよく取引先の方に「リットーミュージックって、意外と“会社”っぽいところでびっくりしました」と言われることありませんか?
サンレコ辻 そうですね。僕自身も前は「出版社には本や原稿がたくさん散らばっていてー」なんて思っていましたが、実際リットーミュージックの編集部は整然としていて。パソコンも全部iMacだし、それはちょっと特徴的ですよね。
ドラマガ松本 神保町にあるオフィスはタワービルの22階なので、働いていて気分がいいのは確かです(笑)。リフレッシュルームからの景色も最高ですし。このエリアは、昔から小学館や集英社などの出版社、古本屋、カレー屋、もちろん楽器店がたくさん集まっているので、他にはない独特の雰囲気を醸し出していて、楽しめますよ。
リットーミュージックは【東証一部上場】インプレスグループです
最後にちょっとグループの紹介。リットーミュージックは総勢630名の専門メディア集団であるインプレスグループの一員で、音楽分野を担当しています。同じグループには、ITを専門とするインプレスや、アウトドアを専門とする老舗の山と溪谷社、デザインを専門とするMdNなど、合計15の会社が集まっている集団です。オフィスは同じビルの22階と23階にほとんど入っていますので、もちろん交流も活発。グループ内のクラブ活動も盛んで、実際『ドラマガ』松本さんは野球部に所属し、練習試合や大会、そして飲み会と積極的に参加しています。
辻さん、松本さん、ありがとうございました。少しだけ編集部の雰囲気がお伝えできたでしょうか。音楽雑誌の編集に興味があって、一緒に雑誌を盛り上げたい!という情熱をお持ちの方、ご応募をお待ちしています!
こんな人と一緒に雑誌を作りたい!ご応募お待ちしています
●職種
【東証一部上場グループ】
リットーミュージックの『サウンド&レコーディング・マガジン』『リズム&ドラム・マガジン』の編集
●業務内容
『サウンド&レコーディング・マガジン』の編集
『リズム&ドラム・マガジン』の編集
・企画の提案
・取材、原稿執筆
・アーティストへのインタビュー
など
●求めるスキルや応募資格
・レコーディング機材、PA機材、DJ機器に関する興味・知識があり、音楽が好きな方
・ドラムやパーカッションが叩けて、楽器&音楽が好きな方
・パソコンが使える方(Macintosh歓迎)
・雑誌編集、WEBに興味のある方
★編集未経験でも、機材愛・ドラム愛が強い方はぜひご検討ください!
●勤務地
東京都千代田区神田神保町1-105
神保町三井ビルディング22F
◆交通
東京メトロ「神保町」駅徒歩3分
JR「御茶ノ水」駅徒歩10分
●ご応募はこちらから
株式会社リットーミュージック
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