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SWの次はコレ! リュック・ベッソンの脳みその中全部具現化しましたSF『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』

ガジェット通信 / 2017年12月25日 22時30分

『レオン』、『フィフス・エレメント』など、数々の名作を世に送り出してきた世界的巨匠リュック・ベッソン監督による映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』が2018年3月30日(金)に公開となります。原作となったコミック「ヴァレリアン」は、フランスで1967年に生まれたSFの金字塔と呼ばれる作品。なんと、現在公開中の映画『スター・ウォーズ』シリーズの源流とも言われている存在なのです!

■「スター・ウォーズ」の源流となった原作コミック

1967年から全23巻を創刊した原作コミック『ヴァレリアン』。SFバンド・デシネを代表 するシリーズとなったこのコミックは、現在までに様々なアーティストやクリエイターに影響を与え続けてきた。SFの代表作として今年8作目が公開となる『スター・ウォーズ』シ リーズもその例外ではありません。本作では随所に、『スター・ウォーズ』シリーズはじめ、SF映画の源流と言われる設定やキャラクターが登場します。

主人公ヴァレリアンとローレリーヌ が乗り込む大型宇宙船・イントルーダーや、2人が遭遇する強欲な宇宙海賊アイゴン・サイラスなど、本作の細かい部分まで見ると新たな発見が尽きない。

■驚異の映像美

『フィフス・エレメント』を手掛けたときに、監督は『ヴァレリアン』の原作者であるメジエールから「なんでヴァレリアンを撮らないんだ」と言われたそう。その時は、ベッソンの中ではまだ、当時の映像技術が『ヴァレリアン』を再現できるほどではないと考えていたよう。しかし、『アバター』でジェームズ・キャメロンに誘われてセットを見学した監督は、ようやく本作の制作を決意。その決意から完成までに7年の月日を要したが、最新VFXの技術を駆使した本作は、まさに宇宙旅行をしているかのような迫力を持っています。特に予告編でも登場する、ヴァレリアンが巨大宇宙ステーション・アルファの中を走り 抜けるシーンは、まさにジェットコースター。

■世界的ポップスターによる華麗なステージ

自由に姿を変えられるエイリアンのバブル役として、ベッソンが考えていたのが、ポップス界の世界的スター・リアーナ。当初、リアーナをキャスティングすることについて、周囲からは「無理だからあきらめろ」言われた監督だが、『聞いてみるのはタダだ』と体当たりのオファーだったとのこと。

「当然のことながら、リアーナはカメラを怖がらないし、いつも何千もの人たちを前に歌っている。でも彼女はこう言ったんだ。『私は演技では初心者だから、優秀な人と一緒に仕事をしない限り、何も学べないのよ』ってね。彼女の率直さに感動したよ」そのリアーナが、ステージで圧巻の七変化を見せます。さらに、リアーナだけでなくジャズの巨人ハービー・ハンコックがまるで本職の俳優のように登場しているのも見逃せません。

■宇宙に想いを馳せる往年の名曲&スーパーモデルが主題歌初挑戦

今回、まるでこれまでの宇宙開発の歴史を思い起こさせるような名曲が多数使用されています。その中には、今回新たにレコーディングした楽曲も。1975年のアポロ号とソユーズのドッキング映像から始まる冒頭ではデヴィッド・ボウイの“Space Oddity”が、その他ボブ・マーレイの“Jamming”、ワイクリフ・ジョンとレフュジー・オール・スターズに よるビージースの名曲“Stayin’ Alive”、エンドクレジット用にはAlexianeの“AMillionOn My Soul”。さらに、ファレル・ウィリアムスがプロデュースし、今回ヒロインのローレリーヌを演じるカーラ・ デルヴィーニュが歌う“I Feel Everything”が使われているのです。

■イーサン・ホーク、クライヴ・オーウェンら名優たちが出演

人類から宇宙人まで個性あふれるキャラクターを演じるために、映画界に留まらないオールスターキャストが集結! 『トゥモロー・ワールド』のクライヴ・オーウェン、『マグニフィセント・セブン』のイーサン・ホーク、『トリプル X:再起動』でハリウッド進出したアジアのヤングスター、クリス・ウー、『アルゴ』の大ベテラン、ジョン・グッドマン。SF映画の金字 塔『ブレードランナー』の名優ルトガー・ハウアーまで。

バブルの客引き係、ジ ョリーを演じたイーサン・ホークは、「リュックから言われたんだ。もしデニス・ホッパーが生きていたら、ジョリー役には彼をキャスティングしていただろうって。だから、僕の内面にあるデニス・ホッパーと交信しながら楽しんで演技したよ」と、これまでとは一味違う役を楽しんだとのこと。

リュック・ベッソン監督のこれでもかと言わんばかりの“夢”を詰め込んだ本作は、まるでおもちゃ箱のように次から次へと鮮やかにいろいろなものが飛び出してくる唯一無二のエンターテイメント。まさに宇宙を冒険しているような体感アドベンチャーの公開をお楽しみに!

【動画】映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』本予告

https://www.youtube.com/watch?v=_EoqLbSCyqg

(C)2017 VALERIAN S.A.S. – TF1 FILMS PRODUCTION

―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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