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キング映像化作品すべてを徹底検証 『スティーヴン・キング 映画&テレビ コンプリートガイド』は家宝にしたい一冊[ホラー通信]

ガジェット通信 / 2019年11月3日 23時30分

ホラー小説の帝王スティーブン・キングの映像化作品を、豊富な情報と数百点にも及ぶ写真で紹介する書籍『スティーヴン・キング 映画&テレビ コンプリートガイド』が11月5日に発売される。どこをめくってもキング作品が出てくる圧巻の224ページだ。

扱う作品は“キング原作およびキング脚本の映画&ドラマすべて”。1976年の『キャリー』から、2020年2月に日本公開を控えるリメイク版『ペット・セメタリー』までしっかり網羅。もちろん、11月に公開されたばかりの『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』、同月に公開を控える『ドクター・スリープ』も含まれる。なお、キング作品にインスパイアされたものなど二次的なものは除かれている。

各作品は、製作の経緯や、キングの執筆時のエピソード、キング自身のコメント、撮影時のエピソードなど、貴重な情報をたっぷり盛り込んだ形で紹介。原作小説との差異にも触れられている。観た作品はまた観たくなり、未見の作品にもグッと興味をそそられる構成だ。また、いくつかの作品では、場面写真のみならず撮影時の写真も掲載されているのが嬉しい。ときおり登場するキング本人の写真に思わず顔がほころぶ。

著者は、映画雑誌『エンパイア』の元編集者で、『エイリアン・コンプリートブック』『ティム・バートン 鬼才と呼ばれる映画監督の名作 と奇妙な物語』などの映画本を手掛けてきたイアン・ネイサン。

巻末には、ネイサンの主観による“キング映像化作品ランキング”が用意されており、「異論はSNSで受け付ける」とのこと。本書を読んで全作品をコンプリートし、自分版のランキングを作ってみるのも楽しそうだ。

『スティーヴン・キング 映画&テレビ コンプリートガイド』

2019年11月5日発売

大型本:224ページ

出版社:竹書房

価格:4,400円(税込)

―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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