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手書きの手紙がスマホのLINEに届く 家族のコミュニケーションツールになりそうな「ぶうびんポスト」をレビュー

ガジェット通信 / 2019年12月22日 8時0分

会社員のものづくりチーム“はっきんぐパパ”が発案した、子供が書いた手紙をパパやママのLINEに送ってくれるブタさん型ポスト「ぶうびんポスト」プロジェクト。手紙をスキャンする構成要素「ScanSnap」のメーカーであるPFUはこのプロジェクトを支援、Twitterで50名のモニターを募集するキャンペーンを実施しました(募集は終了)。2020年1月からモニターに発送を予定しているこの「ぶうびんポスト」を試用させていただいたので、レビューをお届けします。

「ぶうびんポスト」は、ブタさん型の段ボール製の筐体に、パーソナルドキュメントスキャナ「ScanSnap」とRaspberry Piのマイコンを内蔵、スキャンした手紙をWi-Fi経由でLINEに送ってくれるポスト。早速組み立てていきましょう。

ScanSnapはUSBケーブルを取り付けて筐体の内側にセット。給紙カバーは開けておきます。

USBケーブルはマイコンのUSBポートに接続。データ送信とスキャナーへの給電に使用します。

ブタの鳴き声が出るスピーカーを筐体の内側側面に取り付け、スピーカーのケーブルをマイコンのイヤホンジャックに接続します。

マイコンに給電するACアダプターのケーブルを筐体のお尻の穴から通し、ScanSnapの排紙口に合わせて排紙トレイを取り付けます。

ケーブルをまとめてスッキリさせたら、内部は完成。

筐体の天板に耳パーツ、鼻に設置されたボタンに鼻パーツを取り付けたら外観も完成です。

続いて、ぶうびんポストからLINEに送信するための初期設定をします。こちらにはWi-Fi環境とパソコン、メールアドレスを登録してあるLINEアカウントが必要。LINEで通知を受け取れるサービス「LINE Notify」のウェブサイトから設定を進めます。

LINE Notify

https://notify-bot.line.me/ja/

LINEに登録しているメールアドレスとパスワードでログインしたら、「アクセストークンの発行(開発者向け)」ボタンをクリックしてトークンを発行します。トークン名を「ぶうびんポスト」、「1:1でLINE Notifyから通知を受け取る」を選択して「発行する」ボタンをクリックすることで発行が可能。送り先は個人だけでなく、受け取る人をまとめたトークルームも指定できます。

ぶうびんポストのマイコンケースにあるスイッチを設定モードに切り替え、Wi-Fiでパソコンをぶうびんポストに接続。ブラウザから自宅Wi-Fiのアクセスポイントを設定後、発行したトークン、手紙が届く際のコメントを設定します。マイコンケースのスイッチを実行モードに切り替え、LINEにテスト画像が届いたら設定完了です。

はがきサイズまでの手紙をぶうびんポストの口に入れ、ボタンを押すと手紙を食べてスキャン、すぐにスキャン画像をLINEに送ってくれます。手紙を食べるたびに「ブウブウ!」と可愛い声で鳴くのが楽しくて、何度も送りたくなってしまいます。

子供からパパ・ママに、あるいは孫からじいじ・ばあばに。心温まる手書きの手紙が楽しく送れて、受け取る側は日常的に使うLINEですぐに見られるのが魅力。逆に、スマホやパソコンが苦手な親からLINEで手紙を受け取るために使う、という大人に使ってもらう利用法もありそうです。モニター募集は終了してしまいましたが、反響次第で次の動きがあるかもしれません。気になる人は“はっきんぐパパ”のTwitterをフォローしてみてください。

https://twitter.com/teamhackingpapa/status/1199870533891846144

【お絵かきをスマホにお届け】ぶうびんポスト|はっきんぐパパ

https://bubin-post.com/

―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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