睡眠グッズ大戦国時代!? 上質な眠りはマットレス・枕から！ マットレスにも「自分に合った選び方」があるらしい

日本が世界屈指の「不眠大国」と言われているのをご存知だろうか？ 経済協力開発機構（OECD）が21年に実施した調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分。調査対象となった33か国の中で最下位だった。

※厚生労働省「知っているようで知らない睡眠のこと」から引用

そんな中、コロナ禍で生活様式が変化したことをきっかけに、「セルフヘルスケア」への関心が一気に高まり、「睡眠の質を改善したい！」と本格的に睡眠と向き合う日本人も増えてきたとされている。

睡眠グッズは群雄割拠、まさに大戦国時代！

このような背景もあり、日本の睡眠業界の市場は年々拡大傾向。様々なメーカーが競争を繰り広げており、消費者の選択肢も多種多様となっている。

※矢野経済研究所「国内スリープテック市場規模推移・予測」から引用

食品から衣類まで睡眠に関する様々なアイテムがある中、やはり睡眠の質を高めるために注目されることが多いのはマットレスや枕といった寝具類。コロナ禍以降の特徴として、「EC販売に特化したメーカー」というのがひとつのトレンドとなっているようだ。実店舗や人件費といったコストが削減されていることで、コストパフォーマンスの高い商品を購入することができると、人気が高まっている。しかし、「EC販売って少し心配」「似た商品が多くてどれを選べばいいの？」というように、ECでの購入に躊躇してしまう人もいるのではないだろうか。

ECで購入したマットレス、実際どうなの？

実は筆者も、2年ほど前にECを使用してマットレスを新調した当事者のひとり。当時は「少し良い寝具を新調してみたいな～」という軽い思いつきでネットを読み漁り、予算の5万円前後の中から「エマ・マットレス」を購入してみることに。どんな寝姿勢にもぴったりフィットするという特徴があるよう。

2年ほど使用してみた感想としては、個人的にかなり満足！ 正直マットレスひとつでそこまで睡眠が変わるのかと疑っていたが、横になってからの姿勢が安定し、寝付くまでの時間がかなり短縮されたことに正直驚いた。

調べてみると、これは「エマ・マットレス」独自の三層構造による効果とのこと。一層目の低反発が身体に柔らかくフィットしつつ、硬めの二層目が沈み込みすぎないよう身体をしっかりサポートくれる。さらに、二層目のウレタンフォームには穴が開いており、横向きになった際には、腰に比べ肩が沈み込みやすく、快適な姿勢になるような構造になっているらしい。

実店舗で寝心地を確認できないという不安もあるかもしれないが、品質はしっかり確保されていると感じた。さらに、100日間のトライアル期間（無料返品・返金）も設けられているというので、保証はかなり手厚く、安心できると言えるだろう。

マットレスに続いて枕も新調してみた

そして今回、さらに良い睡眠環境を追求するべく、マットレスに続いて枕も新調してみることに。どうせ買うなら、ということでマットレスと同じエマスリープから販売されている「エマ・ピロー」を購入してみることに。

マットレスと同様に、かなりコンパクトに圧縮された状態で届いたが、袋から取り出すとすぐに使用できる状態へと復元した。

カバーの中は三層構造となっている。横向き寝は三層、仰向け寝は二層、うつぶせ寝は一層といったように、それぞれの姿勢や自分に合った高さにカスタマイズが可能。硬すぎず柔らかすぎない寝心地で、頭をしっかり支えてくれるうえ、通気性の良さそうな素材なので、夏場でも問題なく使用できそう。マットレスと一緒に使用することで、より高い睡眠効果を得られそうだと感じた。

自分に合ったマットレスの選び方とは!?

マットレスを選ぶ際に、予算・素材・大きさなど様々な点が検討要素になるが、特に判断に困るのが「硬さ」ではないだろうか？ エマスリープによると、いくつかの点に注目すると、硬さを選ぶためのいくつかのポイントがあるようだ。

「仰向けに寝ると腰が浮く」「横向きに寝た時に肩や腰が痛い」といった悩みを抱える人は、柔らかめのマットレスにより安定した寝姿勢になる可能性が高い。一方で、「仰向けに寝ると腰が沈む」「寝返りが打てない」といった悩みには、硬めのマットレスがおすすめとのこと。

「あまりよく眠れない」「寝ても疲れがとれない」といったお悩みのあなた、ぜひマットレスや枕の買い替えを検討してみてはいかがだろうか。

Emma Sleep Japanについて

Emma Sleep Japanは、2013年にドイツのフランクフルトで設立されたスリープ・テック企業のEmma Sleep GmbHの日本法人として2020年10月に設立。エマ・スリープの製品は現在、31か国、600万人以上に愛用されている。エマ・スリープのマットレスは、特許を取得した技術により、どのような寝姿勢でもより良い睡眠のための快適さをサポート。また、本国ドイツやヨーロッパで最も急成長しているスタートアップ企業のひとつに選ばれただけでなく、世界各国で数多くのアワードを受賞、日本でも2021年度グッドデザイン賞を受賞している。

公式サイト：https://emma-sleep-japan.com/[リンク]