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大画面で味わう色彩とストーリーの素晴らしさ『ソウルフル・ワールド』レビュー:夢と魔法に魅せられたミキ’s TODAY Vol.4

ガジェット通信 / 2024年4月12日 12時0分

こんにちは!

GANG PARADEのヤママチミキです!

突然ですが、みなさんはピクサー作品で何がお好きですか??

私は幼少期にトイ・ストーリーのVHSを擦り切れるくらい観るほど大好きでした。

シドの部屋でのシーンは怖くてちょっと目を逸らしたりもしていましたが、それでもおもちゃたちの友情に幼いながらに感動してトイ・ストーリーの世界に魅了されたことを覚えています。

リメンバー・ミーやカールじいさんの空飛ぶ家なども大好きで、神作品ばかりのピクサーから今年の夏に『インサイド・ヘッド2』が劇場公開されることが決定しました!

インサイド・ヘッドももちろん大好き!!

一時期メンバー内でカナシミの真似をするのが流行っていたのでもしかしたら2が公開されたらまたそのブームが来るのかもしれません(笑)

そんな『インサイド・ヘッド2』の公開に先駆けて、ディズニープラスでの配信のみだったピクサーが贈る3つの作品『私ときどきレッサーパンダ』、『あの夏のルカ』、そして『ソウルフル・ワールド』の劇場公開が決定したのです!

この3作品が映画館の大スクリーンにて隔週で公開されているのですが、今回は本日4/12(金)公開『ソウルフル・ワールド』の試写会へ一足先に行かせていただいたので、大画面で観たその感動をお伝えしたいと思います!

映画は後ろの真ん中あたりで観たいので、早めに席を確保させていただき、そわそわどきどきしながら時間が経つのを待ちました。

同時上映の『夢追いウサギ』からスタートしました。

絵本のような絵のタッチとわかりやすく楽しい作品の中に、メッセージ性がぎゅっと詰まっているのが印象的だった約6分の短編アニメーションです。

自分の夢を人に伝えることや誰かに助けを求めること、誰かを頼ること。

生きていく中で他人との関わりは切っても切れなくて、人はひとりでは生きていけないけれど繋がりを持つことは、時々とっても勇気が必要になる。

夢を追うウサギが一歩踏み出したその瞬間、グッと来ない人はいないのではないでしょうか。

キャラクターの表情や動きから意図が読めて、セリフが無いことに違和感や疑問をまったく感じなかったのが凄いなと思いました。

心がほっこりあたたまる優しい6分間でした。

そして、『ソウルフル・ワールド』の上映。

私はすでにディズニープラスで観ていたのでストーリーや色彩の美しさ、映像の素晴らしさは知っていたつもりでした。

でも、大画面で観ると新たな発見だったり、スマホの画面からでは感じ取りきれなかったものがあったという気付きがたくさん!

まずは、ソウルの世界の絶妙なグラデーション。

自分の中で「ソウルの世界=寒色」という漠然な印象があったのですが、単なる寒色ではなくて青から水色、ターコイズブルー、エメラルドグリーンとやんわり変化していたり、赤紫、青紫、ピンクなどのペールトーンカラーがグラデーションを描いていたり。

柔らかい色味がとても美しいです。

それとは対称に現実世界の描き方はパキッとした色味が多く、特に主人公のジョーがソウルの世界に迷い込む前の人生の描写は、彩度があまり高くなく暗めの色が多い印象です。それが、なかなか上手くいかなかったジョーの人生を表しているようで対比に感動しました。

対比という点で言うと、ほとんどのものが3Dで描かれている中、ソウルの世界のカウンセラー的存在・ジェリーや会計士のような存在・テリーは2Dで描かれている点が、命を持っている者ではなくプログラミング的な存在であるということを表されていてすごく良かったです。

ファンタジーなソウルの世界だからこその普通があって、でも今を生きる私たちには2Dと共存していることに違和感。

でもその違和感が心地よく感じるのがとても不思議です。

ストーリーはやっぱり最高でした。

大画面で観ること、設備の整った環境の音で聴くことでキャラクターの感情がよりダイレクトに伝わってきて『ソウルフル・ワールド』に込められた想いをひしひしと感じました。

今の自分の人生がどんな状況にあるか。夢や目標を持っているか。叶えることができたか。

そんなことは関係なく、すべての人生に価値があって、今この瞬間が大切で、自分の人生に誇りを持っていい。

誰だって悩むことはあるし、なにもかもが嫌になってしまうことも、時には夢が破れてしまうこともある。自分の価値や意味を見失うこともある。

でも、それすらも素晴らしい一瞬であり、大切な自分の人生である。

例え、なにも持っていなくても無理に探して見出す必要はなく、生きている事実が紛れもない愛おしい瞬間であるということ。

観終えたあと、これまでも今の自分も全て肯定され励ましてくれているかのように優しく抱きしめられた気持ちになりました。

こんな話ばかりをすると重たそうだなと思われてしまうかもしれませんが、時にはクスッと、時にはホロリとしてしまう、ピクサーらしさ満載なポップさで描かれているので安心してください!(笑)

ぜひ劇場に足を運んで、大迫力を体全体で受け止めてほしい作品です!

写真:ヤママチミキ

TOP画像デザイン&イラスト:ジンボウサトシ

https://twitter.com/Godstick

https://www.instagram.com/garidesignoffice/

『ソウルフル・ワールド』4月12日(金)より全国劇場公開

『インサイド・ヘッド2』8月1日(木)全国劇場公開

配給表記:ウォルト・ディズニー・ジャパン

(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

バックナンバー

◆Vol.1:好きなディズニー作品、メンバーとの思い出は?

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◆Vol.2:TDS新エリア・アナ雪の「フローズンキングダム」注目ポイントは

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