那須の劇的弾で神戸に追い付いた浦和、勝ち点1上積みも首位陥落
ゲキサカ / 2014年8月3日 6時46分
[8.2 J1第18節 浦和2-2神戸 埼スタ]
J1は2日、第18節を各地で行い、埼玉スタジアムでは浦和レッズがヴィッセル神戸をホームに迎えた。前半に浦和が先制点を奪って1点のリードを奪うも、後半に入り神戸が逆転に成功する。しかし、試合終了間際に浦和が追い付いてドロー決着となった。
両チームともになかなかシュートまで持ち込めない展開の中、最初のチャンスを作ったのは主導権を握っていた浦和。前半12分、右アサイドを駆け上がったMF柏木陽介の折り返しからMF梅崎司が狙ったシュートは枠を外した。しかし、同17分に浦和が試合を動かす。
最終ラインに下がってボールを受けたMF阿部勇樹が敵陣まで運んで縦パスを打ち込むと、そのボールを梅崎がスルー。ボールを受けたFW興梠慎三が鋭い反転で相手DFの逆をとって右足を振り抜くとボールはゴールネットに突き刺さり、浦和が先制に成功した。
FWペドロ・ジュニオールとMFチョン・ウヨンと主力2人を出場停止で欠く神戸は前半20分、MF森岡亮太とのワンツーからPA内に侵入したDF奥井諒がゴールを狙うも、シュートは枠を捉え切れなかった。さらに同36分にはワンタッチでうまく抜け出した森岡がシュートを狙うもGK西川周作のセーブに遭い、こぼれ球を狙ったFWマルキーニョスのシュートはジャストミートしなかった。
1-0で迎えた後半も、リードを奪う浦和がリズムを作って神戸ゴールを脅かす。後半9分にはゴール前で得たFKのチャンスで柏木が直接狙ったが、ボールはわずかにゴール右に外れた。すると、後半17分に神戸が同点に追い付く。CKのチャンスを得た神戸は、森岡の右からのCKをDF河本裕之がヘディングで合わせて豪快な同点ゴールを叩き込んだ。
河本の今季初ゴールで追い付いた神戸は、すぐさまMFシンプリシオとMF高柳一誠を同時投入して勝ち越しゴールを狙いに行く。すると後半24分、マルキーニョスのパスをPA内に侵入して受けたシンプリシオが落としたボールを、攻撃参加したDF高橋峻希が蹴り込んだ。浦和の下部組織で育ち、12年途中まで在籍した高橋の古巣への恩返し弾で神戸が逆転に成功する。
しかし、守備に重心を置いた神戸がこのまま逃げ切るかと思われた後半アディショナルタイムに浦和が同点ゴールを奪う。柏木のクロスから攻撃参加していたDF那須大亮がヘディングシュートでねじ込んで、同点に追い付いた。
2-2のまま試合は終了を迎え、両チームは勝ち点1を分け合った。2試合連続ドローに終わった浦和は総得点で鳥栖にかわされて首位陥落。神戸は5試合ぶりの白星を逃した。
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