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[総体]延長の死闘制す!“赤い彗星”東福岡が17年ぶりの全国制覇!!

ゲキサカ / 2014年8月9日 6時43分

[総体]延長の死闘制す!“赤い彗星”東福岡が17年ぶりの全国制覇!!

[8.8 全国高校総体決勝 大津高1-4(延長)東福岡高 中銀スタジアム]

 平成26年度全国高校総体「煌(きら)めく青春 南関東総体2014」サッカー競技は8日、中銀スタジアムで決勝を行い、初優勝を狙う大津高(熊本)と97年以来17年ぶりの優勝を目指す東福岡高(福岡)が激突。1-1で突入した延長前半4分に東福岡の左SB末永巧(3年)が約50mのスーパーゴールを決めるなど東福岡が4-1で勝ち、2度目となる夏の全国制覇を成し遂げた。

 93年大会の国見高(長崎)対鹿児島実高(鹿児島)戦以来、21年ぶりの「九州勢決戦」となったファイナル。過去最高成績だった08、09年の4強の記録を塗り替えて初の決勝を戦う大津が今大会6得点で得点ランキング2位のMF坂元大希(3年)と同5得点のMF葛谷将平主将(3年)を中心に1点差ゲームやPK戦を逞しく勝ち抜いてきたのに対し、東福岡はU-18日本代表MF中島賢星主将(3年)を中心に得点ランキング首位の8得点をマークしているFW木藤舜介(3年)、MF増山朝陽(3年)、MF赤木翼(3年)の強力3トップたちが5試合で計22得点をたたき出して堂々の決勝進出を果たしてきた。

 その両チームの布陣は大津が4-5-1で東福岡が4-3-3。大津はGK井野太貴(3年)、4バックは右から河原創(2年)、野田裕喜(2年)、倉本龍吾(3年)、大塚椋介(2年)。中盤は平岡和徳監督を父に持つ平岡拓己(3年)、田原悟(3年)のダブルボランチでトップ下が葛谷。ワイドは右が古庄壱成(3年)、左が坂元、1トップには一美和成(2年)が入った。対する東福岡はGK甲斐宏志(3年)、4バックは右から堀吏規伸(3年)、加奈川凌矢(3年)、小笠原佳祐(3年)、末永。中盤は1ボランチに近藤大貴(3年)が入り、その前方に中島とMF中村健人(2年)が並んだ。そして右から増山、木藤、赤木の3トップでファイナルをスタートさせた。

 序盤は破壊力のある両翼を軸とした攻撃で試合を進める東福岡を大津が受け止める構え。東福岡は的確にボールを捌く近藤や両足から絶妙な配球を見せる末永から増山、赤木の強力なワイドアタッカーへボールを集めるが、大津は4バックが背後を取らせずに対応する。東福岡は8分、カウンターから中村が右中間を前進。増山のグラウンダークロスを木藤が押し込んだが、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。警戒されていることもあり、これまでのような爆発力こそ披露することができなかったが、それでも東福岡は増山の低い弾道のクロスなどからゴールを狙う。また東福岡は高い位置でのインターセプトからショートカウンター。18分には敵陣でのインターセプトから末永がクロスバー直撃の左足ミドルを放った。

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