[SBS杯]危機感募らせるU-19日本代表は静岡ユースに薄氷のPK戦勝利・・・優勝の可能性消滅
ゲキサカ / 2014年8月16日 8時5分
22分、川辺のスルーパスから表原が抜け出すと、24分には中央から左前方へ仕掛けた川辺のスルーパスから越智が左足で先制点をねじ込む。先制したU-19代表はこの後、大きな展開で静岡を揺さぶり、鈴木の右足ミドルなどで2点目を狙っていく。静岡も大石のFKに松原が飛び込み、河上のミドルシュートなどで反撃。だが試合を支配したU-19代表は40分にも川辺のスルーパスからPAで切り返した越智が決定的な左足シュートを放ち、アディショナルタイム突入後の41分には左CKから三浦が惜しいヘディングシュートを放つ。ただ似鳥の好セーブや体を張ってブロックする松原ら静岡の集中した守りの前に追加点を上げることができなかった。
U-19代表は後半開始から三浦、内田、川辺、坂井、越智に代えてCB中谷進之介、右SB石田崚真、MF大山啓輔、左MF汰木康也、FW諸岡佑輔を投入。静岡も右SB塩谷仁、MF上原力也、左MF西澤健太をピッチへ送り出す。立ち上がりから仕掛けたのは静岡。中盤でキープ力を発揮した上原や水谷を軸に大石や西澤の攻撃力を活用したサイドアタックでU-19代表ゴールを脅かす。
対するU-19代表は9分、左サイドから切れ込んだ汰木のラストパスを表原が叩くがGKがキャッチ。カウンターから高木が右足シュートへ持ち込むシーンがあり、ボールも支配して攻めてはいたが、攻撃はどこか後ろに重く、ダイナミックな崩しや個で脅威となる選手は見られず。静岡に違いを見せることができないでいると、24分に自陣でのミスからボールを失い、直前に投入されていた静岡MF望月大の個人技にゴールを破られてしまった。
U-19代表はたまらずMF金子翔太を投入し、金子を起点に攻めたが、26分にPAへ飛び込んだ表原は松原の好守に阻まれ、29分に金子のスルーパスに高木が反応したが、わずかに届かない。また右サイドで長い距離を走るSB石田へ何度かボールが入ったが、ゴールに結びつくことはなかった。5,326人の観衆はディフェンスラインの背後を鋭く突く地元静岡の攻撃により沸いていた。32分にMF宮本航汰も投入した静岡は終盤、松原を中心とした守り、上原を軸とした攻撃で渡り合って1-1で試合終了。PK戦でU-19代表は吉丸が静岡2人目の塩谷のシュートをストップしたが、3人目の鈴木のシュートが似鳥に止められてしまう。ただ2-2から4人目の望月が外した静岡に対し、U-19代表は中谷、大山が決めて4-2で勝利。一瞬笑顔もこぼれたU-19代表だったが、内容の悪さに試合後は厳しい表情を見せている選手が多かった。
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