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次世代のエース候補生、新潟FW鈴木武蔵がFIFAワールドカップで感じる世界との差

ゲキサカ / 2014年8月28日 18時2分

次世代のエース候補生、新潟FW鈴木武蔵がFIFAワールドカップで感じる世界との差

 アルビレックス新潟で着実に成長を遂げているFW鈴木武蔵。2年後のリオデジャネイロ五輪では、エースとしての活躍が期待される20歳は、世界最高峰の舞台であったFIFAワールドカップから大きな刺激を受けていた。感じた世界との差とは。ゲキサカが直撃インタビュー――。

―FIFAワールドカップは見ましたか?
「結構見ましたよ。印象ですか?日本がやって負けた相手で、ハメス・ロドリゲスはすごかったですよね。(大会前は)あまり聞いてなかったじゃないですか。それが得点王だし。一番印象に残りましたね。日本との試合でも、後半入った時にすごくリズムが変わったし、左足のキックの精度も高いし、ドリブルも出来る。何でも出来ちゃいますよね」

―J・ロドリゲスが決勝T1回戦のウルグアイ戦(1点目)で決めたボレーシュートは大会ベストゴールにも選ばれました。
「胸トラップからのシュートですかね。アレなんかはゴールを意識してなかったらないゴール。普通、胸トラしたら、落とすことを考えますもんね。それを胸トラしてそのまま打つというのはすごいなと思いました。あの位置だとGKの位置も確認できないでしょうし。天才ですね」

―その他で印象に残ったゴールはありましたか?
「ファン・ペルシーのダイビングヘッド(スペイン戦1点目)とか もすごかったですよね」

―川又選手はファン・ペルシーのダイビングヘッドは自分だったらトラップしていたかもというお話をしていました。
「俺もしてたかもしれないですね。ボールの状況が当事者じゃないので分からないですけど、僕でも胸トラップしていたかなと思います。GKにとっても予想外だったはずです。でもファン・ペルシーの裏の抜け出し方は勉強になる。あれだけフリーになるってことは、隙を逃していないということ。ダイビングヘッドの場面もそこまでの動き出しも上手かったですし」

―世界との差を感じましたか?
「とても感じました。もっとシュートへの発想を練習からやって、ゴールを意識しないといけないのかなと思いました」

―具体的にどんな部分ですか?
「フィニッシュの精度が大事になってくると思いました。前の動きだしとか、厳しい状況でもしっかり決めきるだとか。練習するしかないですけど、FIFAワールドカップを見ていても、決める選手は決めるところでしっかり決める。そういったチームがどんどん勝ち残っているなと感じました。(ルイス・)スアレス選手を見てると、ゴールへの意識がすごく高くて、ボール貰ってからのターンしてシュートは参考になる。シュートへの意識を持っていないと、バリエーションも出ないと思う。ボールを持ったらまずゴールを意識する。そして味方を使って崩すことが大事になってくるのかなと思いました」

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