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日本代表メンバー発表 アギーレ監督会見要旨

ゲキサカ / 2014年8月28日 21時15分

―広島で大きな災害があったが、監督からメッセージがあれば。
「もちろん私も報道は見ているので、たくさんの方が亡くなったことも知っている。亡くなった方々のご家族にお悔やみを申し上げたい。協会としてどういった支援をするのかということは現時点で私は把握していないが、個人的に力になれることがあれば協力したいと思っている」

―日本代表は各カテゴリで過去にフェアプレー賞を受けてきたが、監督は過去に退席処分を受けたこともあると思うが?
「私は15年間監督をしているが、12年間いたスペインで2回退席処分になった。メキシコ代表では80試合で1回の退席処分があった。メキシコリーグには5年間いたが、1回の退席処分があった。日本代表はこれからもフェアプレー賞をもらえるでしょう。ヒールになって、相手をケガさせたり、悪意のあるプレーをしたりすることはない。もちろん激しく戦う。それは信じてほしい」

―最初のミーティングでは選手にどんな声をかけるか?
「最初のミーティングで何を行うか。みなさんと同じように、初めて会った人に自己紹介を行う。そして、これはゼロから始まる新しいプロジェクトであるということを伝える。ロシアで誇りを持って戦えるチームをつくるために、4年間という長い時間があるということも話したい」

―「相手よりボールを持つチーム」という話があったが、それはアジア杯を見据えてポゼッションサッカーを考えているのか? それとも4年間の方向性として考えているのか?
「ウルグアイ戦もベネズエラ戦も、質の高い経験を積んだ選手のいるチームとの戦いなので、楽な試合にはならない。しかし、長期的な目標は先ほど言ったとおりだ」

―試合で先発起用する11人もW杯メンバーが軸ではなく、新しく考えるということか?
「もちろんそうだ。W杯が終わってから時間も経っている。ここからゼロからのスタート。この23人の中で最も状態の良い選手たち、直前の練習で私のやりたいことを最も理解する選手たちを選びたい」

―就任会見でチームのキーワードとして「コミットメント」という言葉を出したが、その意味で選手にどういう姿勢を求めるか? 選考過程の中で技術委員の霜田氏が「走れない選手、戦えない選手はこれからいなくなるのではないか」という感想を話していたが、監督もそういう基準で選んでいるのか?
「私の経験から話すが、試合は90分ある。1試合90分の中でインプレーの時間は45分から48分ぐらいで、半分しかない。それ以外は、レフェリーが笛を吹いてプレーが止まっている時間、スローインになっている時間、あるいは給水しているという時間になる。ピッチには22人立っている。ボールは1個。平均を割り出すと、一人あたりボールを2分持っていると、44分で、同じぐらいになる。私が選手であれば、2分ボールを持っていることになる。88分はボールを持っていない。その88分の中で選手が何をしているのか。私はその部分を見ている。チームに対するコミットメント、チームに対する責任、チームのことを考えるという部分で、そこを見ている。シモさん(霜田氏)がそういうふうに言ったかどうかは知らないが、そのとおりだ。走らない選手は呼ばれない」

(取材・文 西山紘平)

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