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[プリンスリーグ東海]「やるべきことをやれば負けない」10人でも動じなかった清水桜が丘が逆転首位キープ!!

ゲキサカ / 2014年8月31日 9時32分

 この後DF同士が交錯して信末に抜け出されるなど、ややバタバタした中京は決定機を立て続けにつくりながらも決めることができない。市川が「相手が10人なんで何が何でも負けてはいけなかった。そこで勝つ桜が丘が強かったと思いますし、そこで負けるボクらはまだまだ。後半も足が止まっているのがいたり、逆に桜が丘は走り切っていた。球際も桜が丘の方が強かったですし、最後クロスを上げ切るだったり、走り切るところが相手の方が上回っていたと思います」と唇を噛んだ敗戦。一方、前身の清水商時代から受け継がれてきた伝統の勝利への姿勢、相手よりも走る力で首位を守った清水桜が丘は、大石が「(数的不利でも)しっかりやることをやれば負けないというのがこのチームの中でも根付いている。秘密ですけれど、約束事が(攻守に3つずつ)あって、それを徹底してできた試合はボクらは負けていない」と語り、「自分たちは選手権のためにプリンス(リーグ)を戦っている。清商で通ってきたのが桜が丘になった。サッカーのスタイルは変わらないんですけど、まだまだ桜が丘というのは全国で知られていない。まず全国出て名前を知ってもらわないと、みんなが知る機会がない。総体も(県予選)決勝まで行って出られなかったし、その分選手権に出たいです」と力を込めた。

 名将・大瀧雅良監督は「自分が上手いところを見せたいと思ってしまっている。自分よりもチームのためにというところが少ない」「自分らがやっていることを自分らがまだ信用できていない」と指摘する。総体予選決勝では絶対的に有利という前評判の中で東海大翔洋高にPK戦で屈するなど、まだ精神的な甘さが残り、本物の強さを身に着けている訳ではない。ただ大瀧監督も「面白いと思う」という期待の世代。プリンスリーグの好結果を選手権につなげて、目標を達成する。

[写真]後半30分、清水桜が丘は金山が決勝ゴール

(取材・文 吉田太郎)

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