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[特別インタビュー]神戸MF森岡「10番が似合う選手になる」

ゲキサカ / 2014年9月11日 14時5分

――難しい時期でも、自分の中では絶対に試合に出場できるという気持ちは持てましたか。
「確かに試合に出られない時期が多かったですけど、『このままダメになるのかな』という感じはありませんでした。試合に出たときに自分の武器は通用すると感じていたので、その部分には自信を持っていました。自分の武器ですか? 前に仕掛けられる部分ですね。それが広いスペース、狭いスペースに関係なく、ゴールに向かって行く、チャンスにつながるプレーができるのが武器だと思います。チームからもゴールに直結するようなプレーが求められていますからね」

――プロ5年目を迎え、サッカーに対する取り組みや意識で変わった部分もあると思います。
「1年目、2年目は全体練習後にフィジカルコーチやトレーナーが考えてくれたトレーニングメニューをこなし、個別の筋トレを教えてもらい、その中で体を大きくしよう、力強さを身に付けようとしていました。その頃の僕はフィジカル勝負で簡単に当たり負けしていましたし、走りながらプレーするのもうまくなかったので。それが、いろいろなスタッフや選手の話を聞いていく中で、いろいろなトレーニングの方法を覚え、その中で自分に合うやり方を見つけられるようになったと思います。今は『こういうトレーニングが必要だろう』と自分で考えながら、取り組めている感じです」

――昨季、J2を経験したことで成長できた部分を教えてください。
「リーグ戦が毎週続く流れの中で、自分でリズムを作りながら試合に臨む形ができたのが良かったですね。ベンチ入りしても試合に出られないこともありますし、途中出場しても翌日には練習試合が行われることもあるので、一週間の流れが読みにくく、コンディション調整で難しい部分がありましたが、昨季のシーズン終盤に先発出場が増えてからは自分の中で生活のリズムがしっかりできたと思います。それはJ2を経験できたからというより、試合に出られるようになったことで成長できた部分かも知れません。ただピッチ内では、相手DFにボールを奪われないポジションやタイミングをつかめるようになり、自分の思ったところでボールを受けられることが増えました。これはJ2で良い経験を積めたからだと感じています」

――今季は相手マークが厳しくなる中で、マークを外す工夫も身に付いてきたと思います。
「マークをはがす動きは意識していますが、それもチームメイト次第だと感じています。僕ができるだけ相手の視野から外れようとポジションを取ろうとしても、そこを味方が見てくれないと意味がありません。僕は相手の動きを見てパスを受けようとすることが多いので、どうしても味方とのタイミングが合わないことが多くなってしまいます。だから、そこを修正して味方にもっと見てもらえるようになると、僕のタイミングで相手選手さえ外せればパスが出てくると思うし、自分のほしい位置でボールを受ける回数がもっと増えるはずです」

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