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アジアの頂点目指すU-21代表MF矢島「自分の力を証明する」

ゲキサカ / 2014年9月12日 14時11分

――8月11日~13日までは福岡で行われたU-21日本代表候補のキャンプに参加しました。印象はいかがでしたか。
「手倉森(誠)監督から、『アジア大会は前回大会で優勝しているので、自分たちも優勝しないといけない』と強く言われました。だから選手たちも、その目標に向けてチームで話し合いながら、まとまろうとしていましたね」

――選手での話し合いを行うとき、誰が中心になっているのでしょう。
「誰が中心というのはありませんでした。プレーに関わっている選手がグループを作って、『もっと、こうした方がいいんじゃないか』という話し合いをする感じで、誰かが率先してではなく、一人ひとりから『ここは、こうした方がいい』という話が出ていました。まだまだチームとしては完成していない感じですが、皆で良くしていこうという段階にあると思うし、アジア大会前にはキャンプもあるので、もっとチームとして良くなるんじゃないかという期待があります」

――合宿の最終日には福岡と練習試合を行いましたが、システムが頻繁に変わりました。
「確かに頻繁に変わりましたが、僕はあまり混乱しませんでした。僕が出場した前半は4-3-3から4-2-3-1になって最後に4-3-3に戻りましたが、どちらのシステムも経験したことがあるし、後半に試した3バックもレッズでやっているので、いろいろなシステムに対応できると思っています。4-3-3のときのデメリットはアンカーの横にスペースが生まれることで、そこをうまく埋めながら守備ができていれば、福岡戦の前半も4-2-3-1にシステム変更せずに4-3-3のままで良かったと感じています」

――手倉森監督は『選手が考えて、システムを変えていい』と話していました。自分たちで判断するには勇気が必要だと思います。
「勇気も必要ですし、難しさもあります。誰かが勝手にポジションを変えても、チームとしてそれを共有できないといけませんからね。自分たちでシステムを変えてハマれば一番いいですが、それができない状況であればベンチから指示が出るはずです。ただ、その指示が出る前に自分たちで感じ、必要とあればポジションを変えることが求められていますね」

――攻撃や守備をこなしつつ、システム変更にまで頭を働かせるのは大変ですね。
「でも、システムは無理やり変えないといけないわけではありません。試合中に『こうした方がいいだろう』と思い、それをチームとして自然と共有できて、スムーズにシステム変更できるのが一番です。だから、『システムを変えないといけない』という固定観念は持っていません。僕はピッチ全体を見ながら、『あそこのスペースが空いているな』とかを考えながらプレーするのは好きなので、手倉森監督が求めるサッカーを完成に近付けていくのが楽しみですね」

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