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ブレイク必至の浦和MF関根「ドリブルでは絶対に負けられない」

ゲキサカ / 2014年9月27日 23時42分

ブレイク必至の浦和MF関根「ドリブルでは絶対に負けられない」

 今季、ユースからトップチームに昇格した浦和レッズMF関根貴大は、リーグ首位を走るチームの中でも出場機会をつかむだけでなく、10月9日に開幕するAFC U-19選手権を戦う日本代表メンバーに選出されるなど、着実な成長を遂げている。第14節C大阪戦でプロ初ゴールを記録し、第17節鹿島戦で先発デビューを飾ったルーキーは「壁を感じている」と打ち明けつつも、課題を克服して成長へとつなげる現在を「充実している」とも語った。偉大なる先輩・原口元気の背中を見て育った19歳のドリブラーは、自身の武器に磨きをかけて赤い悪魔の先頭に立つことを誓う。

――デビュー間もない頃はピッチに立つだけでワクワクしたと思いますが、試合をこなしていく中で心境に変化はありましたか。
「最初の頃は本能と言いますか、『とにかく縦に仕掛けろ』『自分の良さを出せ』『ドリブルを見てほしい』という思いが強く、正直あまり考えずに勢いにまかせてプレーできている部分もありましたが、最近は自分らしさをあまり出せていません。自分のコンディション面にも問題はあると思いますが、相手に『縦に仕掛ける』という僕のプレースタイルが読まれて警戒されてきました。だから、縦を切られたときの次のプレーが課題で、取り組まないといけない部分ですね」

――縦を切られた後の選択肢として考えているプレーを教えてください。
「例えば、僕はワイドのプレーヤーですが、中に入ってシャドーの役割をできるようにならないといけませんし、縦を封じられたときに味方とのコンビネーションで状況を打開する必要もありますが、連係をもっと高めないといけないと感じています。裏への抜け出しのタイミング一つとっても質が低いと思っていて、ヒラさん(MF平川忠亮)を見ていても感じますが、良いタイミングで上がるだけでなく質の高いクロスを送っています。守備でも安定感を見せているので、そういう部分の質を高めないといけません。すぐ近くに手本となる選手がいるので、手本となる選手から吸収して、自分の持ち味であるドリブルをもっと生かす場面を作りたいです」

――ドリブルへのこだわりを教えてください。
「僕は幼稚園の頃からずっとドリブルばかりしていました。当時は自分のドリブルがうまいとは感じませんでしたが、親が撮っていたビデオがあって、それを今見ると『こいつ、うまいな』と感じます。小さい頃から本当にドリブルばかりしていたので、そこが無くなったら自分ではないと思うし、絶対に負けたくない部分です。周りの方からドリブラーと表現されるのは、僕の特長を皆に知ってもらえている証明だと思うので素直にうれしいし、ドリブラーとして『あいつがボールを持ったら何か起こるんじゃないか』『ドリブルで何かしてくれるんじゃないか』というワクワク感を見ている方に与え続けたいですね」

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