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[国体少年男子]残り1分に岩崎劇的ゴール!京都府が2年連続3位に

ゲキサカ / 2014年10月23日 11時47分

 後半も新潟はビッグチャンスをつくったが、京都はシュート数を前半の4本から12本まで増やして攻め返す。5分、右サイドへ切れ込んだAFC U-16選手権日本代表MF田中康介主将(京都U-18、1年)の折り返しから岩崎が右足シュート。さらに15分には右SB日根野達海(京都U-18、1年)からのパスを受けた岩崎が巧みなコントロールでDFを外してPAから決定的な右足シュートを放った。20分にも岩崎の突破からAFC U-16選手権日本代表MF麻田将吾(京都U-18、1年)がチャンスを迎え、22分には島村のスルーパスでMF植田聡太(東山高1年)が抜け出す。だが新潟GK杉本陸(新潟明訓高1年)の好守に阻まれて先制点を奪うことができない。

 ただ、京都は守備陣が前半から好セーブを見せていたGK遠近眞明(京都U-18、1年)、CB小川礼太(京都橘高2年)中心に我慢強い対応。新潟も藤田監督が「(今大会で)全国の本物とやりたかった。(京都のようなトップレベルの相手に)どれだけ慌てないでできるのかと。(きょうは)対等にやれたと思います」と語ったようにサイドからの崩し、アグレッシブな守備で最後まで京都を苦しめた。24分にFW福間悠仁(新潟明訓高1年)がカットインからミドルシュートを放ち、32分には宮崎のラストパスから堀が決定的な右足シュートを打ちこんだ。ただ遠近の壁を破ることができない。

 逆に京都は34分、田中が強引に撃ちこんだ右足シュートのこぼれ球を拾った岩崎が「チャンス何回もあったんですけど、決めきれずに焦りました。でも、最後自分のところにこぼれてきて落ち着いて決められて良かったです」とGKをかわして右足で決勝点。京都唯一の高校2年生、小川は「前半とかチーム内で言い合いとか起きて雰囲気はあまり良くなかった。前半は昨日の試合を引きずって部分があって、いつも通りにプレーできていなかったし、後ろから見てても前の選手が少し動けていないという印象があった。それでもコイツらの『絶対に勝って終わりたい』という気持ちが最後上回ったと思います」と笑顔を見せた。

 頂点を狙っていただけに、やはり悔しい思いはある。それでも手島監督は「きのうはかなりチャンスもあっただけに選手たちも残念な気持ちだったと思うんですけど、きょうの難しい試合を獲れて、最後みんなで笑って終われたと思うので良かったです」。そして李は「去年を越えることはできんかったですけど、去年よりも成績を落とさんで終わることができたので、良かったかなと思います!!」と仲間たちの思いを代弁。京都は昨年に並ぶ3位という結果を残し、笑顔で長崎を後にした。

[写真]後半34分、京都府は岩崎がGKをかわして決勝ゴール

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体2014」特集ページ

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