[選手権予選]市立浦和が“ホーム”の大声援を受けて成徳深谷に勝利:埼玉
ゲキサカ / 2014年11月14日 13時27分
[11.2 全国高校選手権埼玉県予選準々決勝 市立浦和1-0成徳深谷 駒場]
第93回全国高校サッカー選手権埼玉県予選の準々決勝が2日、駒場スタジアムで行われた。第2試合では市立浦和高が成徳深谷高を1-0で下し、4強に進出した。9日に行われる準決勝では浦和東高と対戦する。
駒場スタジアムは市立浦和高にとって直線距離にして約500m、徒歩10分圏内にある、いわば“庭”。そんなホームの大声援を背に、市立浦和高が4強へと駒を進めた。
前半から攻勢は続いたが、なかなか得点は奪えなかった。ただ池田一義監督は「攻撃が単調になっていた部分はありましたが、向こうもクロスボールに関してボールウォッチャーになっていたので、チャンスはあると思った。後半も続けようと話していた」と、スコアレスで折り返す展開にも気にすることはなかった。
すると後半27分、ついに試合が動きを見せる。市立浦和のCKは一旦はGKに弾かれたが、こぼれ球をMF大場直哉(3年)がシュート。混戦の中でこぼれると、ラグビーのモールのようにもつれる。最後は主将DF小林俊哉(3年)が押し込んだと判定。成徳深谷はキーパーチャージを主張していたが、認められることはなかった。
この1点を守り抜き、勝ち上がりを決めた市立浦和。ダメ押し点を奪うチャンスもあっただけに、物足りなさも残ったが池田監督は「入る時もあれば、入らない時もある」。それよりも「入らないときに粘り強く戦って、上手く点を取って、体を張りながらやってくれた」とイレブンを称えた。
昨年度の大会では5年ぶりに埼玉県を制した市立浦和だが、新チームになってからは新人戦、総体予選といずれも県4強で涙をのんでいる。「去年のチームと比較するのもどうかと思う」と話した池田監督も「今年は大柄な選手が多いので、そういったもので特長が出ればと思っている。あとは決めるべきところでしっかり決める。ウチはアウトサイドにストロングポイントがあるので、そこからのプレーの精度を高めないといけないと思ってます」と気合を入れ直した。準決勝の相手は同地区のライバル浦和東高。王者は最後の舞台で壁を打ち破る。
(取材・文 児玉幸洋)▼関連リンク
【特設】高校選手権2014
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【五輪最終予選】日本、30日準決勝の相手はイラク! 勝てば8大会連続の五輪出場が決定
スポニチアネックス / 2024年4月27日 4時41分
-
「日本サッカーの発展のためにいい形」 浦和の外国人監督がルヴァン杯“新形式”を絶賛した訳
FOOTBALL ZONE / 2024年4月25日 14時20分
-
U23五輪切符へ準々決勝は開催国・カタール戦 予選で対戦相手がまさかの一発退場の“ホームアドバンテージ”
スポーツ報知 / 2024年4月24日 5時5分
-
亜細亜大新入部員にインハイ王者・明秀日立のCB山本主将や佐野日大GK平岡、武南MF川上、成徳深谷FW秋本ら
ゲキサカ / 2024年4月1日 19時6分
-
愛知名港の“逸材”に一発 V候補・京葉は敗退…ボーイズ春季大会「スターゼンカップ」
Full-Count / 2024年3月29日 18時47分
ランキング
-
1【U-23】パリ五輪消滅の韓国 相手GKの〝挑発〟行為を非難「腰をフリフリ嘲笑した」
東スポWEB / 2024年4月26日 21時7分
-
2大谷翔平は「クレイジーだ」 異次元数値連発も…ド軍4番が称賛する“真摯な取り組み“
Full-Count / 2024年4月26日 9時15分
-
3ド軍指揮官 次戦の敵地Bジェイズ戦で大谷は「歓待を受けるべき」FA騒動も「彼が何かしたわけでない」
スポニチアネックス / 2024年4月26日 5時22分
-
4《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
NEWSポストセブン / 2024年4月26日 7時15分
-
5大谷翔平に「難癖をつけたい」 辛口NY紙記者が要望「恋愛事情を知る必要はない。しかし…」
THE ANSWER / 2024年4月26日 15時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください